SolanaをベースにしたWeb3.0のインセンティブ・インフラストラクチャであるシンガポールのUncleMineが、最新の資金調達ラウンドで300万ドルを調達したと発表した。

この資金調達には、Fenbushi Capital、HashKey Capital、Continue Capital、LongHash Ventures、GBV、A&T Capital、Kenetic Capitalなどが参加した。

2021年6月に設立されたUncleMineは、ゼロ知識証明技術を用いて、スマートコントラクトのブロックチェーンに任意のコンピューティングパワーをもたらすことを目指している。コンピューティングパワーは、ブロックチェーンやWeb3.0アプリケーションを構築する基本的なリソースであり、異なるハッシュレート、検証可能なストレージ、帯域幅、コンピューティング・リソースなどを含むものだ。現在、これらのリソースは、様々な技術的問題点のために、未だにDeFiエコシステムに参加することができずにおり、新しいオープンエコノミーでの流通や参加が困難になっている。そのため、UncleMineネットワークは、これらのコンピューティング・パワーを検証可能にし、透明性と転送性を高めようとしている。

UncleMineの技術により、コンピューティングパワーの所有者は、中央集権的管理者のいないネットワークを介してリソースを検証するとともに、ゼロ知識証明をオンチェーンのスマートコントラクトに保存して、第三者による検証・統合を許可できるようになる。また、UncleMineのエコシステムは、同社のネイティブトークンであるUMによってサポートされ、インセンティブが与えられるという。このプロジェクトでは、DAO(自律分散型組織)が採用され、UMトークンとNFTのリリースを通じてコミュニティにガバナンス権が与えられる。

新たな資金は、UncleMineの製品開発、マーケティング活動の強化、新規採用に充てられる。UncleMineのネットワークのアルファ版は2021年12月にローンチされ、UMトークン発行イベントは2022年1月に予定されている。


本件に関するお問い合わせ

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