2020年1月15日に香港で開催される『CHAIN2020』では、1万人の参加者が見込まれている。同イベントは、史上最大級のブロックチェーン教育カンファレンスを目指している。
CHAIN2020は、アジア各国でブロックチェーンとフィンテックの普及を支援する教育カンファレンスを開催している組織だ。同カンファレンスでは、好奇心旺盛でチャレンジングな個人のために、人間とテクノロジーの未来に関する最先端の対話に参加する機会を提供する。
CHAIN2020では、ブロックチェーンとフィンテックの世界的権威35人が登壇予定だ。
- ベン・ゲーツェル博士:SingularityNETのCEO、Hanson Roboticsのチーフサイエンティスト。人工知能の世界的権威。
- ジェニー・ヤン:元中国中央テレビの記者で、BlockGlobe24.comの創設者。
- エレン・グリゴリア:ジョージアと世界銀行の共同プロジェクトであるNAPRの代表。ブロックチェーンベースの公共サービスと、世界で初めて土地登記簿にブロックチェーン技術を採用したジョージアでの実用例について報告する。
- パプナ・ウグレケリゼ:前NAPR議長、NGO「ジオブロックチェーン」創設者。ウズベキスタンにおける、国際連合開発計画によるブロックチェーンプロジェクトの現在を報告する。同プロジェクトのもと、国営のブロックチェーン研究所が設置されている。
- ヴィット・ジェドリカ:チェコの革命的政治家。ブロックチェーンによって運営される世界初の国家 リベルランドの創設者。分権的な自治政府の樹立において、ブロックチェーン技術が果たす役割について発表する。
- ジェイ・リャン:香港ブロックチェーン協会の創設者。
- ケビン・マーコ:European Crypto Associationの創設理事。
CHAIN2020のパネルディスカッションでは、政府や公共部門へのブロックチェーンの採用、仮想通貨が金融自由化に果たす役割、将来起こりうる金融危機、仮想通貨に対する政府の介入、フィンテックとAIに関する大局的な動向などがテーマとして取り上げられる。
現代社会では、テクノロジーが日常生活のすみずみまで浸透し、世界経済は目まぐるしいスピードで変化している。しかし、ほとんどの人々は、ブロックチェーン、仮想通貨、分散型台帳技術の恩恵にあずかれていない。CHAIN2020では、ブロックチェーンに関する網羅的な知識基盤を構築し、アジアにおけるブロックチェーン技術の採用を促進することでビジネス・科学・社会分野への貢献を目指す。
2020年1月15日 香港 / アジアワールドエキスポ
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