再生医療×ブロックチェーン、その未来はいかに

たくさんのモノやサービスがあふれる現代社会。だが、中には人にとって重要な意味を持ちながらも、高額な対価を支払える人にしか行き渡らないものも多い。特に医療製品、薬品、治療などがその良い例だ。

健康も「おカネで買う」時代?

需要と供給の法則では、価格が上がると需要は減るのが通例。しかし、医薬品は需要の価格弾力性が低く、これが通用しないことが多い。同じ効果をもつ代替品がほとんどないことが多いため、価格変動があっても需要量はほぼ影響を受けないといえる。

幹細胞治療もこの「非弾力的」な例のひとつだ。幹細胞治療は見た目の若々しさの維持にはじまり、失明、神経再生、肝臓の復元、その他加齢に伴う病気などさまざまな疾患の治療に広く適用可能で、若返りの万能薬としていま注目されている。

幹細胞治療では健康な幹細胞を使用して弱った細胞を活性化し、毎日減り続けていく重要な細胞を繁殖させることを目指す。損傷した組織があれば、幹細胞が自ら活性化して組織の修復と再生を促してくれるのだ。

幹細胞はさまざまな分野での効果が確認されているが、その適用法についてはまだ知られていない部分も多い。現時点では250を超える治療法や新発見が報告されており、今後の研究にも期待が高まる。

ただ、ここで考えてみてほしい。医療科学の分野では若返りについての研究が積極的に行われており成果も多いが、今問うべきなのは「幹細胞は若返りに効くのか」ではなく、「なぜそれが広く知られていないのか」という点だ。

幹細胞治療が広まらない原因はその価格にある。そもそもこの治療を行うクリニックが少ないこともあり、セレブや俳優、政治家、億万長者、人気スポーツ選手などの裕福層にしか手が届かない。今では一般大衆にも門戸が開かれつつあるが、それでもアンチエイジングに対する正しい知識やその方法はまだまだ社会で知られていないのが現状だ。

幹細胞治療の躍進に向けて

この問題を解決するために、数名の日本人起業家が医療法人 香華会と連携してSTEM CELL PROJECTを開始した。このプロジェクトは「再生医療を世界へ」という理念から生まれたもので、最先端の幹細胞治療で的確な予防医療を社会に届けることを目的としている。現時点でこのような治療が可能なのは米国、ドイツ、スイス、ロシア(政府機関のみ)、日本の5か国のみだ。

STEM CELL PROJECTではこの野望ともいえる目標の達成に向け、AIとブロックチェーン技術を積極的に活用。世界中のクリニックや病院で画像による自動診断や病理データが共有できる近未来型検診システムの開発に取り組んでいる。

また、日本美容再生医療学会加盟の病院やクリニックのネットワークを活用して、医師の存在をもっと身近に感じることのできるバーチャルクリニック・プラットフォームの開発も進行中だ。バーチャルクリニックには遠隔診療システム、Chatbotや翻訳ツールなどさまざまな便利機能が搭載される予定で、オンライン診断や待ち時間の短縮など医療環境の向上を担う存在となることが期待される。
システム化により治療費が抑えられるのも大きなメリットだ。

STEM CELL PROJECTはブロックチェーン技術とAIを活用して「本当に必要としている人が治療を受けられない」という医療界の溝を埋め、すべての人に均等な医療機会を提供することを目指す。アンチエイジング治療を手頃な価格で実現させるという点も含め、その意義は大きい。

プロジェクトはクラウドセールにて参加可能(ソフトキャップ200万ドル、ハードキャップ1億2500万ドル)。SCCトークンは以下の3ステージで購入できる。

  • プレICO: 2018年5月16日~9月15日(300,000,000 SCCが完売。現在は1トークン10円で販売中)
  • プライベートセール: 2018年9月16日~9月30日(400,000,000 SCC / 12円)
  • パブリックセール: 2018年10月16日~10月30日(200,000,000 SCC / 14円または0.14ドル)

SCCトークンはBTC、ETH、NEOなどの仮想通貨で購入が可能。