スイス、ツーク — 優れた非代替性トークンプロトコルプロジェクトであるRMRKは、本日600万ドルを調達し、PolkaDotとKusaraエコシステム内に基本的なクロスチェーンNFTのインフラを構築することを発表した。D1 Ventures, YBB, PAKA, DFGなどの投資家は、こぞってRMRKが示したNFTs 2.0に注目している。

NFTs 2.0プロジェクト設立者であり、Web3 Foundationの元社員であるBruno Skvorc(ブルーノ・スキボルク)は次のように言う。「現在普及しているNFTは、NFTの次の盛り上がりに備えてデジタルウォレットに保管されたままの使用されないデジタル資産であり、価値に対して高価すぎるデジタル画像ばかりだ。」さらに次のように続ける。「NFTはそれ以上の存在意義があると信じている。NFTは、アップグレード可能にし、他のNFTとのネスティング(入れ子化)を可能にすること、感情表現をさせてリアクション可能にすること、フラクショナルオーナーシップ(分割所有)を通じて民主的に管理することにより、永久的な流動性を持つことができる。」

スマートコントラクトなしで動作するKanariaというゲーミフィケーションされた「イニシャルコレクティブルオファリング」をKusamaでローンチしたことで、RMRKチームはNFTのクラウドファンディングアプローチを開拓、限定版の「卵」のNFTセールスで総額200万ドルを調達した。卵の購入者は、今後のRMRKトークンのフェアドロップへの参加権を得る。残りの400万ドルはNFTs 2.0のビジョンに基づき、投資家から直接集められた。

NFTs 2.0

RMRKは下記に挙げる新しい基準を開発し、NFTができる範囲を拡張している。

  • 他のNFTを所有できるNFT
  • コマンドを聞き、その子どもたちに対し発行できるNFT
  • フラクショナルオーナーシップを通じてグループが管理する、分散型自律組織としてのNFT
  • 条件付のレンダリングロジックによって感情をもって反応できるNFT(ロケット絵文字 🚀  を月の画像に向かって50個送ると、月面基地が表示される)
  • 一度に複数のリソースを持てるNFT(オーディオ版、PDFファイル、高画質カバーの付いたe-bookのミンティングとロードのために自動的に分割するよう決断してロードされる環境)

パワフルなパートナーシップ

RMRKの公式ブログに書かれている通り、「アートレゴ」の可能性は、KusamaおよびPolkadotのエコシステムのキープレイヤーから認識されている。すでに混みいっているパラチェーンスペースを満たすよりも、RMRKはその技術を他のチェ―ンに追加することを選択した。プロジェクトの最初の実行ベースのデプロイはKusamaとPolkadotエコシステム限定NFTパラチェーンプロジェクトであるUnique Networkの予定だ。

複数のパートナーチェーンの実行機能にRMRKのロジックを追加することで、RMRKのNFTs 2.0の基準がPolkadotエコシステムの最初の共有のランタイム環境となる準備が整い、非代替性トークンのサポートチェーンとのシームレスな瞬間的な移動がネイティブに、そしてほぼコストなしで実現する。

RMRKについての詳細、また正式なミンティングやSingularと呼ばれるNFTのトレーディングUIについて興味のある方は、チームが発信する情報は、Eメールテレグラムツイッター、またはSubsocialのブログで確認されたい。


問い合わせ先

Bruno Škvorc(ブルーノ・スキボルク)

Email: hello@rmrk.app

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