オーシャンイーエックス、ヴィチェーンエコシステム用のデジタル資産カストディアンサービスを運用開始

仮想通貨のセキュリティ問題では、ユーザーは長い間苦労を強いられている。詐欺、フィッシング、サイバー攻撃、ハッキングといった行為が横行しているおかげで、デジタル資産の保管や取引は絶え間ない脅威に晒されている。

この問題に取り組んだのがオーシャンイーエックスだ。同社は世界有数の仮想通貨取引所で、セキュリティ管理と世界各地への積極的展開で定評がある。今回、ヴィチェーンとその商用レベルのエコシステムに対して、カストディアン(管理)サービスを提供していくと正式に発表した。機関投資家が利用可能な、世界で通用するレベルのサービスとなるという。仮想通貨やブロックチェーンアプリケーションのセキュリティを強化し、インフラ機能を拡充することを目的としている。

このカストディアンサービスはウォーム(オンライン)とコールド(オフライン)の保管機構を活用してデジタル資産をセキュアに管理する。また包括的な警報システムと保護システムも組み合わせる。サービスはヴィチェーン・トーア・ブロックチェーンプラットフォーム上のVIP180トークンに対応する。

このカストディアンサービスの特長は以下の通りだ:

  • ウォームとコールドを組み合わせた保管機構
  • AI活用型リスク管理システム
  • 頑健なコールドストレージ監視・警報システム
  • ブロックチェーン上でのデジタル資産の分別管理
  • ヴィチェーンのヴィキーやその他のハードウェア・セキュリティ・モジュール(HSM)をシステムに組み込み可能で、デジタル資産管理におけるターンキーソリューションを実現

オーシャンイーエックスはAI駆動型のデジタル通貨取引所として有名だが、ほかにも多彩なテクノロジー業務に精通している。法規に適合したデジタル資産の保護管理業務もそのひとつだ。デジタル資産を所有する上で生じる各種の問題に関して、網羅的かつ恒常的なソリューションを提供している。今回、そのカストディアンサービスをヴィチェーンエコシステムに対応させたことで、機関ユーザーが利用しやすいセキュアなデジタル資産環境が完成した。加えて、急速に変化するグローバル市場に対応可能なスケーラブルなカストディアンサービスとなったばかりでなく、ヒューマンエラーや仮想通貨関係で一般的に見られる脅威に対するセキュリティ機能も充実した。またオーシャンイーエックスは、カストディアンサービスのユーザーに対して、仮想通貨VETやVTHOの市場外取引サービスも提供していく。

オーシャンイーエックスのナン・ニンCEOは今回の動きに自信を見せる:

「弊社の使命は世界中のあらゆる希望者がデジタル資産投資に参加できるようにしていくことだ。多くの金融機関、プロジェクト、ブロックチェーンアプリケーション、ヘッジファンドなどだ。それを実現するために弊社は、デジタル資産保有者と愛好者に、セキュアかつ透明性の確保された、使いやすい仮想資産カストディアンサービスを提供することを約束する」

オーシャンイーエックスは19年1月に企業向けアカウントサービスの取り扱いを開始したばかりだ。そこにヴィチェーンが、オーシャンイーエックス取引所とそのカストディアンサービスの企業ユーザーとして参加してきた。ナン・ニン氏は、オーシャンイーエックスの今後の提携関係について、大規模な仮想通貨ヘッジファンド、プロジェクト、その他の投資機関を含む、世界一線級のクライアントが多数参加する予定だと述べた。

オーシャンイーエックスについて
オーシャンイーエックスは18年にビットオーシャン・グローバルが開設した、AIを活用したデジタル資産取引プラットフォームだ。オーシャンイーエックスはデジタル資産の投資家、トレーダー、流動性プロバイダーに対して、プロフェッショナルで妥協のないサービスを提供する。プラットフォームには銀行レベルのSSLセキュリティテクノロジーが実装されており、先進的な機械学習アルゴリズムを通じてサイバー攻撃を能動的に検知し、ユーザーの資産や取引を保護する。オーシャンイーエックスは、積極的な保護が行われる流動性の極めて高い仮想通貨取引市場、また本格的なクオンツトレーディング機能、そして豊富な投資ツールや製品を備えている。それらを通じて投資家は、それぞれの希望に適う、多彩な投資戦略を追求することができる。

詳細はこちらまで:https://oceanex.pro

ヴィチェーンについて
ヴィチェーンプロジェクトは15年に産声を上げた。ヴィチェーン・トーア・ブロックチェーンは世界的に通用する業務レベルのブロックチェーンプラットフォームで、パブリックに利用できる。包括的な管理機構、ロバストな経済モデル、先進的なIoTの統合を特長としており、トラストフリーな分散型業務用エコシステムプラットフォームを構築することができる。透明な情報の流れ、効率的な協働作業、高速な価値移転を実現するプラットフォームだ。
現在、ヴィチェーンは世界各国に散らばる7つのオフィスを拠点に活動している。ルクセンブルク、上海、香港、パリ、シンガポール、東京、そしてカリフォルニアで、従業員数は120名以上に達する。戦略パートナーのPwCやDNV GLとともに、ヴィチェーンは世界の主要産業に属する一流企業と仕事をしてきた。BMW、ルノーグループ、BYD、PICC、ブライトフード、DBシェンカー、D.I.G.などが挙げられる。

詳細については、www.vechain.orgを参照のこと。