Meme Index($MEMEX、ミームインデックス)は、プレセールを開始してから1ヶ月弱が過ぎましたが、資金調達額がすでに350万ドルを突破しており、ミームコイン市場で幅広い投資家からの強い支持を獲得しています。
ミームコインは、2024年に仮想通貨のトレンド分野として大きなブームを巻き起こし、トップトークンの1つであるPepe ($PEPE、ぺぺ)は、史上最安値から90万4,234倍もの上昇を記録して、初期投資家へ大きなリターンをもたらしました。
このようなトレンドをきっかけに、新規ミームコインプロジェクトが次々と立ち上げられていますが、トランプ大統領夫妻が先月独自のミームコインを発表したことで、詐欺トークンが多く出回るようになっており、投資家にとってのリスクが高まっています。
ソラナのローンチパッド「Pump.fun」プラットフォームでは、コードの知識がなくても簡単に独自ミームコインを作れることから、トランプコイン($TRUMP)を模倣した詐欺まがいのミームコインが多く立ち上げられています。
そこで登場したMeme Indexは、コミュニティメンバーが独自のインデックスを通して、ミームコインの投資を管理できるようにすることで、透明性を高めてより安全な投資方法を提供し、投資家がこういった詐欺トークンを排除できる環境を整えています。
Meme Indexのインデックスにアクセスするには、$MEMEXトークンを保有する必要がありますが、開発チームは現在トークンを安値で獲得できるプレセールを実施しています。
本稿執筆時点では、1トークンあたり0.0160993ドルで取引されていますが、時間の経過とともにステージが移行して、価格が上昇する仕組みになっています。
700種類以上のミームコインがトランプ大統領のウォレットへ送られる
トランプ大統領夫妻が発表した$TRUMPと、メラニアコイン($MELANIA)は、仮想通貨業界を始め、広範な業界へ衝撃をもたらしました。
Financial Timesのレポートによると、トランプ大統領に関連する本物のコインを模倣した約736のトークンが、トランプコインの公式ウォレットに入金され、中には詐欺トークンも多く含まれていたといいます。
そのうちの192のトークンには、トランプ大統領や同氏の家族の名前が付けられており、67のトークンには「オフィシャル」という言葉が含まれていました。
さらに、35のトークンが「イーロン」や「マスク」など、イーロン・マスク氏を特徴とするものでした。
このように多くの模倣トークンが出回る中で、詐欺トークンを見分けるのは非常に難しく、市場では詐欺ミームコインに対する不安が広がっています。
そこで重要視されているのが、分散投資の考え方で、従来のように1つのトークンを購入してキャピタルゲインを狙うのではなく、複数のトークンを少しずつ購入してリスクを分散させるアプローチが注目されています。
Meme Indexは、こういった市場状況を考慮して、ミームコイン市場に特化したインデックス(全体の値動きを示す指数)を提供し、投資家が複数のミームコインをまとめたインデックスに投資できる安全性の高い方法を選択できるようにしました。
4つのインデックスに投資できるMeme Index、350万ドルを調達
Meme Indexは、投資家が自分のリスク許容度に応じた4つのインデックスに、保有する$MEMEXトークンをステーキングして、報酬を得られる機会を提供しています。
また、トークン保有者は各インデックスに含めるトークンを変更したり、新しいインデックスを作成したりすることもできます。
このように、コミュニティメンバーが直接インデックス内容を決められるようにすることで、前述したような詐欺トークンがインデックスに含まれないように、監視することができるでしょう。
インデックスには、Meme Titan(時価総額10億ドル以上)・Moonshot(時価総額2億5,000万〜10億ドル)・Midcap(時価総額5,000万ドル〜2億5,000万ドル)・Meme Frenzy(時価総額5,000万ドル以下)という4種類のインデックスから選択できます。
Meme Titanインデックスは、最もボラティリティ(価格変動性)が低く、投資の安全性が高い分、リターンは小さいです。
一方で、Meme Frenzyインデックスは、4つの中でボラティリティが最も高く、ハイリスク・はいリターンな投資先となっています。
【Meme Indexトークン公式リンク】
公式サイト|X(旧Twitter)|Telegram