VRゲームとブロックチェーンの出逢いが、大作クロスオーバーゲーム『Age of ILCOIN』を生んだ。

バーチャルリアリティゲームは近年急速に需要を増しており、2020年の市場規模は10億ドルを超えると予想される。特にOculusデバイス用のVRゲームは、2024年までに売上をさらに倍増させる可能性がある。

VRゲームはウィズコロナおよびポストコロナの大きなトレンドだ。ゲーム業界全体の市場規模も年間1,390億ドルに達し、年平均9.7%の成長率で成長している。ポジティブな成長予測によると、2022年の市場規模は2,000億ドルに達する。

SYDYGのCEO、Ramiro Faro Vélez氏は次のように語る。

「私たちのゲームは楽しさはもちろん、未知の可能性を追求している。『Age of ILCOIN』は新しく巨大な市場機会をものにするための先駆例となるだろう」

さらに、

「VRゲーム業界は、すでに数十億ドルの市場規模となった。ゲームファンたちはゲーム内での新しい体験のために、『課金』を惜しまない。課金システムにブロックチェーンと仮想通貨を使えば、素晴らしい結果が得られるだろう」

と語った。

このような市場環境を受けて、『Age of ILCOIN』プロジェクトは、魅力的なVR体験とブロックチェーンによる収益性の両立を実現させるためのチームをつくった。Oculus Rift用に開発された本作品は、さまざまなメーカーの作品内に登場するキャラクターを集めた、クロスボーダーゲームだ。『Age of ILCOIN』は近日中に、Oculusアプリストアで公開される。本作品はSteam初のブロックチェーンゲームであり、ゲーム内課金の方式にセンセーションを引き起こすだろう。

本作品はSYDYG総指揮のもと、ILCOIN、SPECTER、FOCKAGAMES、NEON SAVAGE、の共同で開発された。

『Age of ILCOIN』は現在Oculusアプリストアでの公開待ちで、開発チームはコンソールリリースのための交渉を進めている。本作品のストーリー、キャラクター、グラフィックには、ILCOINのコア開発者も関わっている。彼らは、SYDYGおよび他社クリエーターとのコラボにより、ブロックチェーンベースのトランザクション機能の実装に成功した。

ILCOINは2015年に開発された仮想通貨で、複数の取引所で取引されている。発行総量は約25億枚で、現在その3分の1が流通している。