分散型金融が成長し続ける中、いくつかのプロジェクトは大きな可能性を秘めつつも、未だ参入するにあたり障壁に直面している。
しかし、一般ユーザーにすら影響を及ぼすこれらの障壁に直面しながらも、このような状況下で奮闘するDeFiプロジェクトがある。既存のユーザーベースを超えて商品提供をしようとする開発者のために、参入プロセスの合理化を目指す「Glitch Finance」だ。
この目標を達成するために、 Glitch Financeは、いくつかのパートナーシップを展開している。「実験的な」スマートコントラクト駆動の金融商品を活用・展開するDeFiプラットフォーム、Bonded Financeとの直近のコラボレーションはその一例である。
このパートナーシップを通じて、GlitchはGLCHトークン($GLCH)を使ったユースケースを拡大しようと目論んでいる。資産の保有者は$GLCHを担保に、トークンをロックすることでトークンを運用して利息を得ることができる。注目すべきは、GLCHトークンの保有者が、ポジションを解消することなく、資本へのアクセスを拡大できることだ。
その他のパートナーシップとしては、UNIONと共同で開発したレンディング・プラットフォームがある。また、Glitchは、上位5つの法定通貨にペッグされるステーブルコインの提供に加えて、より簡単で安全にトークンを転送するために、仮想通貨のアドレスの代わりとなるより読みやすい名前の仮想通貨ドメインビジネスへの参入も考えている。さらに、Glitchは、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)プラットフォームを活用してブロックチェーン技術によって保護されたデジタルアイテムの作成、保護、取引を行うデジタルマーケットプレイスにも参入予定だ。
これらのパートナーシップは、DeFi OSを完全に包含するというGlitchの長期的な目標を推進するためのものだ。Glitchは、現在のDeFiスピードの問題を解決する、機能的に適切なブロックチェーンの導入を目指している。この目標は、プルーフ・オブ・ステークとプロトコルのコンセンサス修正によって達成され、分散化と安全性を確保する。Glitchがこれらの商品を、スマートコントラクトを利用したレベニューシェアシステムと組み合わせていくという点にも注目したい。
さらに、Glitchのエコシステムには、GEX分散型取引所、ブラウザ拡張ウォレット、ガバナンスインターフェースを備えたエクスプローラーも含まれている。GEXは、ユーザーが瞬時に、安く、安全に資産を取引できるパーミッションレスのピアツーピアエンジンであるという点で、他の類似商品と比べ独自性が高い。GEXは、リアルタイムの決済に重点を置き、より高速なチェーン上で動作することで超高速化を実現する。
同時に、dAppsもGlitchのエコシステムの重要な部分を占めている。Glitchでは、dAppsがDeFiエコシステム全体で果たすことのできる役割と、ユーザー、開発者、イネーブラーなどの株主によってdAppsがどのように改善され得るのかを探求している。さらにGlitchは、感覚的で使いやすいUI/UXとともに、高機能で透明性が高く、使いやすく理解しやすいタッチポイントを提供することを目指している。また、Glitchは、スマートコントラクトに最も人気のあるコード言語のひとつを取り入れ、さらにローコードソリューション、助成金、低料金、動画コンテンツのAPIが豊富なプラットフォームを備えた翻訳プログラムをデプロイするというマイルストーンの達成を目指している。
特筆すべきは、Glitchがレベニューシェアにも力を入れていることで、これは、プラットフォーム上のすべてのユーザーが、自分の行った取引に比例して課金されることを意味している。既存のブロックチェーンシステムでは、ユーザーが手数料を支払い、ネットワークに報酬やインセンティブを与えることで、取引が可能になっている。
Glitchの場合、レベニューシェアはユーザーの視点に注目しており、トランザクションを送信する場合のガスの影響は少なくなる。時間の経過とともに報酬の大半は、プラットフォーム上のdAppsから得られるようになる。さらに、dAppsは、ユーザーに課金された料金をネットワークと共有することで、ネットワークの使用料を間接的に支払うことになる。
Glitchについて
Glitchはゼロから構築されたDeFiプロジェクトで、トラストレスな資金市場のために明確に設計された、ブロックチェーンにとらわれない「スーパープロトコル」をもつプラットフォームとして知られる。Glitchは、他のブロックチェーンプラットフォームでかかる高価な手数料の問題を解決することを探求しており、またdAppsがより効率的に動作するトークンラッピングブリッジを追加し、Glitchの長期的な目標である「世界の金融のレールになること」を目指している。
メディア関係者様お問い合わせ先
会社名: Glitch Finance
メールアドレス:hello@glitch.finance
ウェブサイト:https://glitch.finance/