ブロックチェーンゲーム・メタバースをリードする「元素騎士オンライン」(GensoKishi Online)を提供するMetap Inc.(本社:台北市信義区、代表取締役社長:Maxi Kuan)は、2024年を通して多くの取り組みやパートナーシップを展開し、世界中のゲーマーを魅了してきた。
その元素騎士オンラインが発表した今までにない新しいスカラーシップ制度の発表する。
従来のスカラーシップと課題
これまでのGameFiのスカラーシップは、Play-to-Earnの仕組みを活用し、次の流れで収益を得るモデルだ。
1. 投資家がNFTの装備を購入し、NFTオーナーになる。
2. オーナーがNFTをスカラー(ゲームプレイヤー)に貸し出す。
3. スカラーがゲームをプレイし、トークン(報酬)を獲得する。
4. 獲得した報酬をオーナーとスカラーで分配する。
これによりスカラーは自己資金なしでプレイでき、オーナーはNFTを活用して収益を得ることが可能となる仕組みがスカラーシップと呼ばれてきた。
スカラーシップの抱える課題
一方で従来のスカラーシップ制度はオーナーとスカラー個人との間で契約を結び成立するものだったため、以下のような課題も同時に生まれてしまう制度だ。
1. 優良なスカラーを探してコミュニケーションを行うオーナー負担。
2. NFTの貸し出し操作を行い、以降管理しなければならないコスト。
3. スカラーとの間に生じるコミュニケーショントラブル(レンタルNFT、報酬の受け渡しなど。)
これら課題がスカラーシップ制度を複雑で敷居の高いものとしてきた。
元素騎士オンラインの新スカラーシップ制度

元素騎士は先の課題を解決できるスカラーシップ制度を今回発表している。
1. 完全自動化 × トラブルゼロのエスクロー方式
NFTオーナーとスカラーが直接やり取りする必要がないシステムで、オーナーはスカラーシップ専用NFTをステーキングするだけで、自動的にゲーム内のスカラーにNFTが選ばれ利用されるエスクロー方式を実現。
NFTの貸し出しから返却までの一連のプロセスが自動化され、NFTの貸し借りに伴うトラブルも防ぐことができる。
2. ローテーション型レンタル & 自動返却システム
従来スカラーシップは、NFTの貸し出し先が固定されやすく、またオーナーがスカラーを探す手間が発生していた。
本制度では、一定時間ごとにステーキングされたNFTが公平にレンタルされるローテーション方式を採用。利用後は自動返却されるため、常に最適なNFT運用が可能になる。
3. プレイヤーに負担をかけない成果徴収ゼロの仕組み
本スカラーシップでは、プレイヤー(スカラー)が得た報酬をオーナーに分配する従来の徴収モデルを廃止した。
これにより、スカラーは労働的なプレッシャーを感じることなく、純粋にゲームを楽しむことができる。
4. B2Bモデルによる安定したリターンの実現
本制度では、スカラーに負担をかけることなく、NFTオーナーが安定した収益を得られるB2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)モデルを採用。
これにより、持続可能なエコシステムを形成し、長期的な利益の創出を目指していく。
実装スケジュールと今後の展開
本スカラーシップ向けのシステムは、既に2024年12月から試験導入されており、2025年2月20日より本格的に開始される。
また、スカラーシップ用のNFTはOTC(Over-the-Counter)取引によって販売されており、今度は一般販売向けのNFTをステーキングするためのDapps準備が整い次第に改めて発表と一般販売も行う予定だ。
これにより、より多くのユーザーがスカラーシップ制度を活用し、ゲーム体験を向上させ、持続可能な経済圏の構築を目指し、様々なアップデートが行われる予定。
元素騎士オンラインについて
「元素騎士オンライン」は、メタバース空間で繰り広げられる多人数参加型ロールプレイングゲーム(MMORPG)だ。
2012年には台湾で「Game of the year金賞」を受賞し、累計800万ダウンロードを突破した人気タイトルの新作として、NFTやブロックチェーン技術を活用した経済圏を構築している。
プレイヤーは、ゲーム内で手に入れたアイテムをNFTとしてウォレットに保存したり、NFTをゲーム内で使用することが可能だ。
公式サイト:https://genso.game/
X(旧Twitter):https://x.com/genso_meta
詳細情報や公式発表についてはこちらからご確認いただきたい。
https://genso.game/ja/news/detail/?seq=38744b5a4f7734633574694c57416e4e4e4c6e4f39513d3d
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