トランプ次期大統領が、仮想通貨業界に厳しいSEC(米国証券取引委員会)ゲイリー・ゲンスラー委員長を解任すると公約していたことを受けて、同氏が2025年1月よりも前に自ら辞任するかもしれないという予測が広がっています。
このような予測を受けて、SECから訴訟されているXRP(リップル)に対する規制が緩和されるという見方が強まっており、XRPの価格が高騰しています。
本記事では、XRPの高騰と、その裏で注目を浴びている新興ミームコインPepe Unchained($PEPU、ペペアンチェーンド)についての情報を簡単にまとめます。
XRPが3年ぶりの高値を記録、年内に5ドルに到達するか
主要アルトコインの1つであるXRPは、11月16日に投資家が待望していた1ドルを突破し、約3年ぶりに高値を記録、一時1.26まで価格を上昇させました。
過去1週間では58.22%、過去2週間では100%以上の高騰を記録しており、主要アルトコインの中でも際立ったパフォーマンスを披露しています。
取引高が安定して増加していることと、大規模な資産を持つ機関投資家が参入していることが評価され、多くの投資家はXRPの持続的な上昇に期待感を示しています。
専門家の中には、年内にXRPが5ドルまで上昇するという強気な予測を立てている人もいます。
今回のXRP高騰の背景には、SECのリップル社に対する規制が緩和される可能性が高まっており、これまでXRPの導入を見送ってきた金融機関が、同通貨の採用を相次いで決定することが期待されていることがあります。
実際に、リップル社のCEOはトランプ次期大統領と会談をしたという報道もされており、SECが訴訟を取り下げるシナリオも濃厚になってきています。
現在問題になっているリップル社を取り巻くSECの訴訟は、罰金額が20億ドルから1億2500万ドルまで減額されるなど、前向きな方向に向かっていると考えられています。
リップル社が強みにしている国際送金機能である「リップル・ペイメント・ソリューション」は、送金速度を数秒に短縮し、従来の銀行間の送金を大きく改善しています。
さらに、「RLUSD」というステーブルコインを独自に開発している他、20ヵ国以上の中央銀行とCBDC(中央銀行デジタル通貨)の導入に向けて話し合いを進めています。
一部のデータによると、2030年にはCBDC市場が、現在の1億ドルから2130億ドルに急成長する見込みです。
また、大手金融機関との提携も次々に決まっており、送金分野に留まらず、NFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)分野への進出も視野に入れています。
このようにXRPに対する需要は今後高まると考えられていて、いくつかの資産運用会社はXRPの現物ETFの承認申請を行っており、ビットコインとイーサリアムのETF承認に続いて、次はXRPのETFが承認されるかもしれないと、市場の期待は高まっています。
ミームコイン市場で前代未聞の4000万ドルという資金を調達したPepe Unchained
XRPの高騰を機に、戦略的な投資家たちはより大きなリターンを狙って新興ミームコインを模索していますが、ここ最近注目されているのが、実用性の高いPepe Unchainedという新しいミームコインです。
Pepe Unchainedは、現在プレセールの最終ステージ(残り22日)を行っていますが、ミームコイン市場では前代未聞となる4000万ドルという大規模な資金調達に成功しています。
時価総額が1200億ドルを突破して盛り上がるミームコイン市場に後押しされる形で、資金調達総額は残りの22日間で5000万ドルに達すると予測されています。
クジラと呼ばれる大口投資家の参入も目立つようになってきており、最近では23万ドルという大規模な資金を投入するクジラの取引も確認されています。
$PEPUがここまで高い人気を獲得しているのは、Pepe($PEPE、ぺぺ)よりも100倍高速で低コストな取引を提供できるレイヤー2独自ブロックチェーン(Pepeチェーン)の開発にあります。
また、ソラナのpump.funに代わる独自ローンチパッドや、専用ブロック・エクスプローラー、カスタムDEX(分散型取引所)、ステーキング機能、ブリッジ機能など、実用的な機能を多く搭載している点も高く評価されています。
Pepeの「友達以上恋人未満」特典という、新規プロジェクト開発者向け資金援助プログラムも実施しており、多くの投資家がPepe Unchainedに興味を示しています。
【Pepe Unchainedトークン公式リンク】
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