ビットコイン(BTC)は8月11日、12万2,000ドルを超え、7月14日につけた史上最高値(12万3,091ドル)に大きく近づき、投資家の間で期待感が高まりました。
仮想通貨(暗号資産)市場全体の時価総額は、4兆ドルを超え、主要アルトコインを中心に多くの銘柄が価格を高騰させました。
特に注目されているのが、イーサリアム(ETH)の動向で、同アルトコインはビットコインの値動きに後押しされて、4,000ドルの大台を突破しました。
本記事では、イーサリアムの価格動向と、関連銘柄として話題になっている実用性ゼロミームコイン、TOKEN6900($T6900、トークン6900)に関する最新情報をまとめます。
イーサリアムが4,000ドル突破
イーサリアムは、ここ最近で好調なパフォーマンスを発揮しており、8日に4,000ドルの大台を突破してから、上昇傾向を維持しています。
本稿執筆時点では、4,301ドルあたりを推移しており、過去24時間の出来高も35%のプラスを記録しています。
一部の投資家は、2021年11月に記録した4,891ドルの史上最高値を更新する勢いがあると分析しています。
イーサリアムは、ビットコインにはない高度なスマートコントラクト機能を備えており、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)、DApps(分散型アプリ)などの分野を牽引してきました。
2014年に0.31ドルから始まったETHは、これまでに15万1,496%という驚異的な成長を遂げており、アルトコインの成功事例として取り上げられることが多いです。
しかしながら、すでに大きく成長しているイーサリアムは、短期的に100倍・1,000倍という成長を見込めないことから、戦略的な投資家は、イーサリアムを基盤とする時価総額の低い銘柄に注目しています。
関連銘柄TOKEN6900は180万ドル調達
TOKEN6900は、イーサリアムを基盤とする新しいミームコインで、現在はネイティブトークンとなる$T6900のプレセールを行っています。
本稿執筆時点では、180万ドル以上の資金が投資家から集まっており、7月下旬には1万5,000ドルを超える大規模な購入が何件か確認されています。
開発チームは、プレセールにおける資金調達額に、500万ドルの上限を設けており、コミュニティへ誠実な姿勢を示しています。
というのも、予想以上に人気が高まると、上限額を引き上げて、資金集めを目標にしてしまう仮想通貨プロジェクトが多いためです。
また、TOKEN6900は$T6900トークン総供給量の80%を、プレセールに割り当てており、マーケティングにも力を入れて取り組んでいます。
$T6900は$SPXの成功に続けるか
$T6900は、S&P500に対する皮肉の意味を込めて作られたSPX6900($SPX)をモデルにしており、トークン総供給量を1つだけ多い9億3,099万3,091個に設定して、同トークンよりも成長することを目指しています。
$SPXは実用性のないミームコインですが、イーサリアムを基盤としており、2023年に大手取引所への上場を果たしました。
現在までに、7,100万%という驚異的な成長を遂げており、早期投資家へ大きなリターンをもたらしています。
先月7月28日には、2.28ドルの最高値を記録し、ミームコインの時価総額ランキングで7位に浮上、トップ銘柄としての地位を確立しています。
そのため、SPX6900からインスピレーションを得たTOKEN6900には、それ以上の成長が期待されており、多くの新規投資家を魅了しています。
実用性ゼロが特徴のTOKEN6900
SPX6900と同様に、TOKEN6900には特別な機能やサービスは搭載されておらず、これといった実用性はありません。
唯一あるのはステーキング機能で、$T6900を預け入れると、現在は34%という高い年利(APY)で報酬が付与されています。
TOKEN6900では、昨今のネット文化を象徴するスラング「脳腐れ」を掲げ、価格高騰を願って24時間365日値動きをチェックしている投資家へ、皮肉的なメッセージを送っています。
脳腐れというのは、ショート動画を大量に見ることで、思考力が低下することを表した言葉です。
TOKEN6900は、複雑な機能の仕組みやアップデート、値動きに関連する最新情報を追わずに、シンプルに保有するだけで価格高騰が狙えることを強調しています。
【TOKEN6900トークン公式リンク】
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