クロアチアに拠点を置くベンチャー企業が、トークンのプレセールの成功を受けてコミュニティ向けトークンセールを開催へ。12月5日まで実施。

ブロカデミア(Blockademia)は、カルダノ上に構築された初の「プルーフ・オブ・トゥルース」ソリューションとして、既存文書の信頼性検証システムを提供する。同プロジェクトは、11月29日にトークン「ACI」のコミュニティセール開始した。最低購入額100ユーロ/最高購入額5,000ユーロとして、12月5日までの期間に合計3,750万ACIを販売する。トークン単価は0.3ユーロだ。

ブロカデミアの創設者は、誰しも耳にしたことがある文書改ざんの問題を今後一切なくしたいという決意のもと、システム構築に着手した。クロアチアに拠点を置くスタートアップ企業であるブロカデミアは、「世界を真実で形作る!」をモットーに、偽造文書に終止符を打つことを目指す。ブロカデミアは紹介プログラムも備えており、ブロックチェーン技術を活用して、アプリ上で発行されたあらゆる文書の真実性を保証する。卒業証書や証明書の改ざんは、過去のものになるのだ。

誰のためのシステム?

ブロカデミアが検証するのは、大学や高校、小学校、社会人向け学校といった教育機関が発行する文書だ。その他にも、偽造対策を必須と考える各種の文書発行者に有益なシステムだ。例えば、ブロカデミアによる各種電子文書やファイルの発行・検証機能は、保険会社や製薬会社、公共機関といった組織に提供される。インターネットやモバイルアプリを通じた機能利用に加え、顧客が独自に運用するシステムに統合することも可能となる。

ブロカデミアは、文書が本物か偽物かを区別する必要を持つ全ての組織や企業の力になる存在だ。サービスの対象となる唯一の尺度は、アプリを使って文書が真正なものだと確認する役目が果たせるかどうか。ブロカデミアは、迅速で信頼できる検証を続け、文書が本物であることを保証する。是非ブロカデミアのTelegramグループにアクセスし、より詳しい情報を知ってほしい。質問があれば、気軽に管理者に尋ねよう。

今後の展開は?

トークンセールにより調達した資金を使い、ブロカデミアではチームを強化することにしている。今後18か月で、フランチャイズネットワークと世界各地の顧客を持つ予定だ。今回始まったセールは2021年末までに終了予定で、その後新たなマーケット調査やシステムの世界向けプレゼンテーションに注力する。目標は、ブロカデミアアプリを来年の第1・2四半期に完成させ、初期ユーザーに試験提供することだ。2022年第3四半期には、ウェブ及びモバイル向けの文書検証アプリを完成させる予定だ。同年第4四半期に、メインネットでの稼働開始を計画している。

ブロカデミアの活動に関心を持って頂けただろうか?

プレセールの好調な滑り出しが映し出す、投資家からの高い関心

ブロカデミアCEOのMarin Kramarić氏は、こう話した:

「プライベートセールの成功は、投資家達がブロカデミアの品質と、我々の分散型アプリ(DApp)が提供する価値を認めたことを示した。集まった資金はチーム強化のために使い、来年末までにブロカデミアの分散型アプリをメインネットで始動させる予定だ。また、我々はパートナーやフランチャイズからの強い関心に、計り知れない喜びを感じている。すでに10組織との連携が決まっている他、新たに素晴らしいコラボレーションの準備も進行中だ。」

クロアチアの仮想通貨スタートアップであるブロカデミアにとって朗報となのは、米国におけるトークンセールへの参加規制変更だ。ブロカデミアのACIトークンは、現在ではアメリカの投資家にも購入可能になっている。