フィリピンを代表する暗号資産プラットフォームのCoins.phは、新しい年を迎えて欧州と中南米への積極的な拡大計画を発表し、新たな一歩を踏み出した。
1800万人を超えるユーザーを抱え、フィリピン国内におけるWeb3と暗号資産の普及を推進してきたCoins.phは、国境を越えてその影響を広げている。今回の世界進出は、海外市場でも成功を収めた数少ないフィリピンのスタートアップの一例となるだろう。
Coins.phのグローバル戦略は、世界各地でのライセンス取得を軸としている。欧州・中南米に加え、同社はすでにオーストラリアとアフリカでのライセンスも取得しており、フィリピンの市場リーダーから世界レベルの競合へと進化を遂げようとしている。
Coins.ph CEOのWei Zhou氏は、
「Coins.phでは、単に国境を越えるだけでなく、国境そのものを再定義している。私たちは世界各地でライセンスを取得することにより、フィリピンで築き上げた規制遵守型のデジタル資産サービスを提供するというパイオニア精神を継承し、それをグローバルに展開していく」
と語っている。
規制遵守に重点を置くことで他社との差別化を図るCoins.phは、情報セキュリティ面でも際立っている。フィリピンの暗号資産取引所として初めてISO 27001認証を取得し、国際的な情報セキュリティ基準への取り組みに真摯な姿勢を示している。
拡大に向けた取り組みだけでなく、Coins.phはイノベーションにも積極的で、サービス内容の充実にも余念がない。そのイノベーションの一環として、Coins.phは2月にSolanaチェーンとの統合が予定されており、BitcoinとEthereumに次ぐ大規模チェーンであるSolanaで構築された多種多様なプロジェクトや資産へのアクセスが可能になる。
さらに最近では、ユニバーサルマネーアドレス(UMA)のサポートも開始した。これにより、複雑な英数字列のウォレットアドレスではなく、シンプルなメールアドレスのような形式で、簡単にBitcoinの送受信を行うことができる。
Zhou氏は「グローバルに拡大するにつれての私たちのビジョンは、フィアットの世界と新興のデジタルアセット経済とのギャップを埋めることだ」と述べている。
「私たちは、安全で確実なデジタル資産サービスを通じて、世界中の個人や企業が参加し、繁栄できるよう、シンプルなオン・オフランプを作成し、イノベーションへのアクセスを容易にすることで、このビジョンを実現していく。」
Coins.phについて
Coins.phは、暗号資産とWeb3製品への容易なアクセスにより、新しいインターネットに力を与えることを使命としている。2014年に開始されたCoins.phは、フィリピンで最も確立されたクリプトブランドで、1,800万人以上のユーザーから信頼を得ている。使いやすいモバイルアプリを通じて、ユーザーは様々な暗号資産を売買し、幅広い金融サービスにアクセスすることができる。
Coins.phはBangko Sentral ng Pilipinas (BSP)によって完全に規制されており、中央銀行から仮想通貨と電子マネーの両方の発行ライセンスを保有するアジア初のクリプトベース企業である。
詳細については、下記連絡先までお問い合わせください:
ホーマ・ガルシア
joma.garcia@coins.ph