19年7月9日、ウィーン – ウィーンに本拠を置くフィンテック企業ビットパンダが本日、自社エコシステム用トークンの一般販売を開始した。ビットパンダは現在世界進出の途上にある投資プラットフォームであり、「ベスト」(BEST 、Bitpanda Ecosystem Token)は同社が発行するコインの名称だ。同社の成長において重要な役割を果たし、顧客ロイヤリティをさらに高める鍵となる。ベストにより100万人のビットパンダユーザーに幅広い便益が提供される予定だ。
- ベストのIEO(取引所を通じた新規公開)の一般向け販売期間は7月9日午後1時(中央ヨーロッパ標準時)〜8月6日午後1時(中央ヨーロッパ標準時)となる。
- 10億ベスト中5億ベストを上限に販売する。
- 一般向けIEOの第1週には、ベスト1トークンあたり0.09ユーロで販売する。
- ベストで取引手数料を支払う場合は25%割引される(2019年第4四半期)。
- 近々リリース予定のビットパンダ・ローンチパッドを優先利用できる。
- プラットフォームが対応しているすべてのデジタル資産について、簡単な手順で投資が可能となる。
- 19年8月7日にビットパンダ・グローバル取引所が操業を開始するが、ベストもその一環として取引開始となる。
ウィーンに本拠を置くビットパンダ(ユーザー100万人、従業員120人以上)が本日、ベストのIEOを開始した。ベストはビットパンダのエコシステムで使用されるコインで、ユーザーに幅広い便益を提供する。例えば、ユーザーはビットパンダの取引手数料の25%割引が受けられたり、リリース予定のビットパンダ・ローンチパッドを優先利用できたりする。ローンチパッドが今後リリースされると、それを通してサードパーティーがIEOを行うことが可能となる。一般販売に先行して実施したプライベートセール(販売予定総数の20%を投入)で、ビットパンダは1000万ユーロの資金調達に成功した。つまり、ベストは既に一般販売開始時点で、中央ヨーロッパで最も成功したIEOの地位を手にしていることになる。
「ベストはビットパンダ・エコシステムを動かす燃料だ。ビットパンダ・プラットフォームやビットパンダ・グローバル取引所でも、またビットパンダ・ローンチパッドのような今後出る新商品でも、屋台骨であるベストを大いに活用していく。ベストは、ビットパンダの世界進出戦略において、そしてパーソナルファイナンスの民主化を実現していく社是において、極めて重要な役割を担う存在だ」
– ビットパンダ、エリック・デムートCEO
19年8月7日、ビットパンダはまた、ベテラントレーダー、プロトレーダー、機関投資家を対象にしたデジタル資産取引所である、ビットパンダ・グローバル取引所の操業を開始する。ビットパンダの世界進出第一弾となるこの取引所では、法定通貨から仮想通貨への両替に加え、仮想通貨間の両替が可能となる。開発は2年を掛けて100%社内で行った。
ビットパンダについて
ビットパンダはオーストリアのウィーンに本拠を置くフィンテック企業で、14年にエリック・デムート、ポール・クランシェック、クリスティアン・トルンメルが創業した。仮想通貨、資産のデジタル化、ブロックチェーン技術がもたらすイノベーションの力に企業として絶対的な信を置いている。ビットパンダの社是は、投資関連の障壁を取り除き既存の金融商品を21世紀にふさわしい存在へと変化させることだ。今日、ビットパンダには約100万人のユーザーと120人以上の従業員がいる。PSD2決済サービスプロバイダーの免許を保持しており、また最先端のセキュリティー機能と洗練されたユーザー体験を提供していることもあり、ビットパンダは初心者にも経験者にも人気のある取引プラットフォームへと成長を遂げた。ユーザーは現在、ビットコイン、イーサリアム、金のほかに、20種類以上のデジタル資産を取引できる。