ウィーン、2019年8月7日 - 100万人超のユーザーを抱えるウィーンのフィンテック企業ビットパンダ(Bitpanda)が、大きな節目に到達した。同社は独自のエコシステム・トークンであるBESTの初めてのイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)を完売し、4360万ユーロの調達に成功した。これにより、BESTはこれまでに欧州で最も成功したIEOとなった。急成長中のフィンテック企業である同社は本日、経験豊富なトレーダー、プロ、機関向けのデジタル資産取引所であるビットパンダ・グローバル取引所(BitpandaGE)を立ち上げた。このビットパンダ(Bitpanda)初の世界的プロダクトでは、世界中での仮想通貨間取引と54カ国超での法定通貨‐仮想通貨取引が可能となる。同取引所は、過去2年間にわたって100%自社開発されてきた。ビットパンダ・グローバル取引所(BitpandaGE)は、業界最安値のメイカー手数料とテイカー手数料も提供する予定だ。

  • ビットパンダがIEOを完売し4360万ユーロを調達した。

  • BESTは欧州でこれまでに最も成功したIEOである。

  • ビットパンダ・グローバル取引所(BitpandaGE)は初めての世界的プロダクトで、機関とプロ向けに作られた。

  • 同取引所は、法定通貨‐仮想通貨取引において、業界最安値の手数料を備えた最大のユーロ取引所となることを目標としている。

  • ビットパンダはこの資金を会社拡大の推進に用いる予定だ。

ビットパンダのエリック・デムートCEOは、「法定通貨‐仮想通貨取引において、業界最安値の手数料を備えた最大のユーロ取引所としてビットパンダ・グローバル取引所(BitpandaGE)を設立することが、我々の目標だ。ビットパンダは14年から存在しており、高い評価を得ている。我々は、多くの相乗効果と経験を基盤とすることができる」と述べた。

ビットパンダ・エコシステム・トークン(BEST)は、同社のエコシステム内でユーザーに幅広い利益と特典を提供するビットパンダ(Bitpanda)のコインだ。例えば、19年第4四半期からはビットパンダ(Bitpanda)の取引手数料が最大25%割引され、今後公開されるビットパンダ・ローンチパッドの優先利用権も手に入る予定だ。

同社はBESTで調達した4360万ユーロを、欧州と仮想通貨を超えた拡大の推進に用いる予定だ。ビットパンダは、より公正で、より透明性が高く、アクセスしやすいパーソナル・ファイナンスの世界に向けて、引き続き尽力している。

ビットパンダ(Bitpanda)について

ビットパンダはオーストリアのウィーンに本社を置くフィンテック企業で、エリック・デムート氏、ポール・クランシェック氏、クリスティアン・トルマー氏が14年に創業した。同社は、仮想通貨、デジタル化された資産、ブロックチェーン技術の革新的な力を固く信じている。投資の障壁を破壊し、伝統的な金融商品を21世紀にふさわしいものにすることがビットパンダの使命だ。ビットパンダは現在、100万人超のユーザーと120人のチームメンバーを抱えている。PSD2決済サービスプロバイダーの免許、最先端のセキュリティ、合理化されたユーザー体験を備えたビットパンダは、初心者にもベテランにも人気のある取引プラットフォームへと成長してきた。ユーザーは現在、ビットコイン、イーサリアム、金、その他20種類を超えるデジタル資産を取引できる。