アメリカが、中国やイギリスとの関税引き下げに対する合意を行ったことがきっかけとなり、仮想通貨市場には安心感が広がっています。

先週まで「中立」にあった市場心理(センチメント)は、本稿執筆時点で70の「貪欲」に上昇しており、仮想通貨市場全体の時価総額も3兆3,000億ドルまで回復しています。

トップ仮想通貨のBitcoin(BTC、ビットコイン)も、投資家が待望していた10万ドルの大台を突破し、史上最高値更新に向けて価格を上昇させています。

本記事では、ビットコインやその他主要アルトコインのここ最近の値動きと、国内のクジラ(大口投資家)による大規模購入が確認されて注目を集めている新しい仮想通貨「Solaxy($SOLX、ソラクシー)」についての情報をお届けします。

ビットコインは一時10万5,000ドルまで高騰

先月一時7万ドル台まで下落していたビットコインですが、ここ最近の盛り上がりで価格を10万5,000ドルまで高騰させています。

本稿執筆時点でBTCは、一時的な調整局面を迎えて10万2,000ドルあたりを推移していますが、過去24時間の取引量は約20%増となっており、投資家の関心の高さが伺えます。

ビットコイン現物ETF(上場投資信託)にも大規模な資金が流入しており、5月8日には総流入額が403億ドルと過去最高を記録しています。

一部のオンチェーンデータでは、1日で35万個の新しいビットコインウォレットが作成されており、専門家の中には「買われ過ぎ」のシグナルを鳴らしている人もいます。

ソラナやリップルなどの主要アルトコインも強気相場入りか

ビットコインの高騰に合わせて、主要アルトコインも強気相場入りといえるほどの価格上昇を記録しています。

トレンドを先導しているのがEthereum(ETH、イーサリアム)で、投資家が短期的に目指していた2,000ドルのラインを突破、過去1週間では40%近く高騰しています。

イーサリアムは5月7日に「ペクトラ」への大規模アップグレードを行っており、ステーキング上限の引き上げやウォレット機能の強化がされ、今後の更なる成長に期待が高まっています。

また、トランプ政権下で話が進んでいる「戦略的仮想通貨準備金」の対象コインとして注目されているリップル(XRP)も、過去24時間で約20%、市場が一時的な調整局面を迎えている過去24時間でも約3%のプラスを記録しています。

高速な取引でミームコイン市場に大きなブームを巻き起こしたSolana(SOL、ソラナ)も、200ドル突破を目指して177ドルあたりを推移しています。

このように、主要アルトコインも強気相場入りが囁かれており、多くの投資家が次に急成長する可能性の高い銘柄を模索しています。

国内のクジラは仮想通貨「$SOLX」を16万ドル相当購入

ビットコインや主要アルトコインとともに日本での注目度が高まっているのが、新しい仮想通貨「$SOLX」で、現在実施しているプレセールでは最近、国内のクジラによる16万ドル(2,300万円相当)もの購入が確認されました。

5月8日には、別のクジラによる約20万ドル(2,900万円相当)の購入も確認されており、$SOLXトークンの急成長が期待されています。

その理由は、仮想通貨市場で豊富な資金源と投資経験を持つクジラは、有望な銘柄を見抜く能力があるといわれており、大規模な購入が続くと、高騰のサインとして捉えられることが多いためです。

仮想通貨のプレセールで1,000万ドルを超える資金を調達するのは難しいと言われる中、Solaxyはすでに3,400万ドル以上を集めており、戦略的な投資家からも高く評価されています。

Solaxyのチームはレイヤー2開発の最新状況を公開

Solaxyの最大の魅力は、ソラナブロックチェーンに対応した独自レイヤー2ネットワークを開発している点にあります。

過剰な混雑によって、取引エラーなどの問題が深刻化するソラナをサポートするため、Solaxyはレイヤー2で取引をまとめて処理し、結果のみをメインネットに送る方法で、ソラナの混雑問題を解消しようとしています。

チームは最近、最新の開発状況を公開し、すでに稼働しているブロックエクスプローラーのバグ修正や、ユーザーインターフェースの改善などを行ったことを発表しました。

レイヤー2関連プロジェクトで先に成功している「Pepe Unchained($PEPU、ぺぺアンチェーンド)」は、過去1週間で64%もの急成長を遂げており、Solaxyの今後の進展にも注目が集まっています。

【Solaxyトークン公式リンク】
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