仮想通貨金融を通じてクリエイター経済に大きな価値をもたらす

2021年7月28日、香港-大手仮想通貨サービスプロバイダーのAmberグループ(www.ambergroup.io)は本日、CreatorFi(Creator Finance)のローンチを発表。このイニシアチブにより、NFTの使用を計画するクリエイターをサポートし、NFTエコシステムにおいてクリエイター、コレクター、マーケットプレイスを繋ぐ役割を担うことになる。NFTにより急速に金融化するインターネットカルチャーから影響を受けたCreatorFiは、NFTクリエイターに呼びかけ、NFTオークションや取引を促進するカスタマイズ可能な「エンドツーエンドのサービス」を備えたプラットフォーム提供を目指す。グローバルな仮想通貨インフラ構築に関して造詣が深いAmberグループは、その専門性を活かしてNFT業界の発展を支援していする。

「NFTは従来のアートの世界に革命をもたらすだろう。ブロックチェーン上の資産所有者が更新するたび、アーティストの作品収益化に繋がるからだ。」と、Amberグループのパートナー、Annabelle Huang(アナベル・ファン)は言う。「そして、アート以外の様々な業界でも、NFTが作られることを期待している。仮想通貨領域のトップ企業として、Amberグループは、NFT取引プラットフォームに最適なソリューションを提供し、クリエイティブなアーティストがNFTの世界に参入できるようにすることを目指している。」

Amberグループは、コレクターとクリエイターにNFTに参入するために必要な知識と基盤を提供し、Web 3エコノミーと仮想通貨へのゲートウェイとしての役割を果たす。NFTプラットフォームに関しては、Amberグループは、ミンティングや保有から、プラットフォームのペネトレーションテストまで、多岐にわたるインフラストラクチャの設定をサポートする。

最初のイニシアチブとして、Amberグループは、Christieの非業務執行副会長Xin Li-Cohen(シン・リー=コーエン)とDragonfly Capitalが共同設立した、新しいNRTプラットフォーム、「TR Lab(trlab.com)」と提携し、以下3つの方法でTR Labをサポートしている。

1)ミンティングから直接の発行までの技術サポート。さらに送金、決済、取引ニーズを促進する「エンドツーエンドの仮想通貨金融サービス」。

2)プラットフォームのペネトレーションテストや継続的なリスク評価を実施。

3)ウェブサイトのフロントエンド開発。最近では、TR Labがデビュードロップ「Transient Eternity — 101 Ignitions of Gunpowder Paintings」を発表。Cai Guoqiang(蔡國強(さい・こっきょう))の火薬を用いた作品から100の爆発シーンを融合したNFTである。この作品には、7月14日から16日まで行われた48時間のオンラインオークションで250万ドルを超える値が付いた。

NFT経済は今急速に成長しており、クリエイターエコノミーにおいて、NFTは大きなポテンシャルが潜んでいる。また、NFTに参入するにあたって、クリエイターにとってファイナンシャルプランは非常に肝心なものとなる。しかし、ファイナンシャルプランに注意を払うクリエイターは、いまだに少ないのが現状である。CreatorFiの教育的なイニシアチブの一環として、AmberグループはNFTを始めたいと考えているクリエイターのためのお金の管理に特化した動画を発表した。AmberグループパートナーシップのヘッドであるLeslie Lamb(レスリー・ラム)、Kanosei Venturesの創立者Tom Yi(トム・イー)が司会を務めるこの動画シリーズは、Youtubeで公開されている。

Amber Groupについて

Amber Groupは、香港、台北、ソウル、バンクーバーを拠点とし、24時間体制で稼働する世界最大の仮想通貨金融サービス企業の1つである。現在までに、China Renaissance Group、Tiger Global Management、DCM Ventures、Tiger Brokers、Sky9 Capital、Arena Holdings、Tru Arrow Partners、A&T Capital、Gobi Partners、Paradigm、Pantera Capital、Coinbase Ventures、Blockchain.com、Polychain Capital、Dragonfly CapitalやFenbushi Capitalなどから総額1億2,800万ドルを調達している。(詳細はwww.ambergroup.io で確認。)

TR Labについて

TR Labはファインアートの発掘・収集のための画期的なNFTプラットフォーム。TRとはTabula Rasa(タブラ・ラサ)を示し、これはラテン語で「白紙」を意味する。TR Labはアートと仮想通貨の両方に強いルーツを持つ。Christieの非業務執行副会長であるXin Li-Cohen(シン・リー=コーエン)、Dragonfly Capital、Artsy、上海外灘美術館(Shanghai Rockbund Art Museum)、およびART021上海コンテンポラリーアートフェア(ART021 Shanghai Contemporary Art Fair)の創立者と共同で設立された。香港に本社を持ち、北京、上海、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコなどグローバルに展開する。(詳細は https://trlab.com/ で確認。)