「学資保険ってどれがおすすめなの?」
このように考えていませんか?
子どもの教育資金をためたい時に役に立つのが学資保険ですが、学資保険はとにかく数が多いので、どれを選んだら良いかわからなくなってしまいますよね。
そこで、この記事ではおすすめの学資保険について詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの学資保険をざっくり言うと…
・学資保険は子どもの教育資金を貯めるための保険
・おすすめの学資保険は学資保険スクエアなど
・学資保険を選ぶ最大のポイントは返戻率が高い保険を選ぶこと
学資保険のメリットは将来必要になるお金を計画的に用意できることなど
学資保険は返戻率が100%を下回らないように注意
学資保険とは?
学資保険とは、毎月保険料を支払うだけで子どもの教育資金を貯めることができる保険です。
実は、子どもの教育費は親にとって大きな負担になります。
もしすべて公立の学校に通わせたとしても、小学校から大学まで平均して703万円の教育費がかかると言われています。
すべて私立に通わせるともなると、必要な教育費は2,000万円以上にもなります。
このような大きな資金を貯めるのに役立つのが学資保険です。
学資保険はただ貯蓄ができるだけでなく、払った保険金に数%上乗せして返してくれるのでお得です。
また、学資保険には両親のどちらかがなくなった場合などに保険金が受け取れる、生命保険のような機能がついたものもあります。
ただ教育資金を貯められるだけでなく、もしもの時の備えまでできるのが学資保険なのです。
おすすめ学資保険5選
数ある学資保険の中でも、特におすすめなものは以下の5つです。
それぞれの学資保険について詳しく見ていきましょう。
学資保険スクエア|ソニー生命
学資保険を選ぶ時にまず検討したいのがソニー生命の学資保険スクエアです。
学資保険スクエアは特に人気が高い学資保険で、契約件数は147万件以上です。
学資保険スクエアは貯蓄性に優れていて、特に返戻率(払った保険金に対する戻ってくるお金の割合)が高いことで選ばれています。
学資保険スクエアの返戻率はプランによって異なりますが、100.2~106.3%になります。
また、学資保険スクエアではもしもの時に保険料の支払いが免除になり、保証は通常通り行ってくれる「払込免除」という制度があります。
つみたて学資|明治安田生命
明治安田生命のつみたて学資もおすすめです。
つみたて学資はシンプルに教育資金をためたいというニーズに答えた保険で、高い人気を誇ります。
学資保険の受け取り期間は教育費がもっともかかると言われる大学入学~在学中ですが、何らかの事情で受け取りたくない時は引き伸ばすことが可能です。
満期日から5年を限度に受け取る期間を先延ばしすることができるのです。
みらいのつばさ|フコク生命
フコク生命のみらいのつばさも返戻率が高い学資保険として選ばれ続けています。
みらいのつばさには兄弟割引があり、2人以上の子どもに対して学資保険をかけると保険料の割引が行われます。
また、みらいのつばさにはオプションで医療大臣プレミアエイトというものもあります。
このオプションを追加すると入院給付金が日帰り入院から受け取れるなど、医療保険のような機能をつけることができます。
ニッセイ学資保険|日本生命
日本生命のニッセイ学資保険もおすすめできる学資保険のひとつです。
ニッセイ学資保険には「こども祝金なし型」と「こども祝金あり型」の2つの受け取りプランがあり、好きな方を選ぶことができます。
さらに「こども祝金なし型」では保険料の払込期間を5年・10年・学資金受け取り開始までの3つから選ぶことができるなど、色々な選択肢がある保険です。
こども共済|JA共済
最後にご紹介するのはJA共済のこども共済です。
こども共済は加入対象の年齢が18~75歳と広く、万が一の保障がついています。
そのため、孫のために教育資金を用意したいという方にもおすすめの学資保険になっています。
学資保険のおすすめの選び方3つのポイント
学資保険を選ぶ時には以下の3つのポイントに着目するのがおすすめです。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ポイント①:返戻率が高い学資保険を選ぶ
学資保険を選ぶ時の最大のポイントは返戻率が高い学資保険を選ぶことです。
返戻率とは、保険料を支払った額に対して、受け取る金額の割合のことです。
たとえば、返戻率が110%で支払った保険料の総額が100万円だった場合、受け取れる金額は110万円になります。
そのため、返戻率は高いほどお得な保険だと言えます。
返戻率が100%を切っている場合は払う金額より受け取る金額が少なくなってしまうので注意が必要です。
ポイント②:保障が手厚い学資保険を選ぶ
人によりますが、保障が手厚い学資保険を選ぶのも一つの手です。
基本的には保障が手厚いほど返戻率は低くなるので、「返戻率が高く、保障も充実している保険」はありません。
しかし、もしもの時に備えたい場合は返戻率が低くても保障が手厚い学資保険を選ぶのがおすすめです。
ポイント③:一番お金が必要な時期に保険金が受け取れる学資保険を選ぶ
一番お金が必要な時期に保険金が受け取れる学資保険を選ぶのも重要です。
気づいている方もいるかもしれませんが、実はそれぞれの学資保険で保険料を受け取れる時期は異なります。
一般的なのは大学入学から在学中に保険金が受け取れる学資保険です。
しかし、それ以外の選択肢を選べる学資保険もあります。 自分たちに合った時期に受け取れる保険を選ぶと良いでしょう。
学資保険の3つのメリット
学資保険には以下の3つのようなメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:将来必要なお金を計画的に準備できる
学資保険の最大のメリットは将来必要なお金を計画的に準備できる点です。
学資保険では教育資金という大きな負担がかかるお金を保険料を払うだけで準備することができます。
そのため、自分ではなかなか貯金できないという人を中心におすすめです。
メリット②:税制上の優遇がある
税制上の優遇があるのも学資保険のメリットです。
学資保険では生命保険料控除により、払う所得税を少なくすることができます。
また、受け取る時には「一時所得」という種類の所得になり、通常よりも税制上で有利になります。
そのため、たとえ返戻率が100%ピッタリでも、学資保険は入ったほうが払う税金が少なくなるのでお得なのです。
メリット③:保障がついてくる
学資保険は教育資金を貯められるだけでなく、もしもの時の保障がついてくることが大きなメリットです。
保険によりますが、親が亡くなった時に払込免除を受けられたり、保険金を受け取れたりする場合があります。
損する場合も… 学資保険の3つの注意点
学資保険には以下のような3つの注意点があります。
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
注意点①:返戻率が100%を下回る場合がある
学資保険は返戻率が100%を下回ってしまう場合があります。
特に保障が充実している保険の場合はその保険の性質上、返戻率が100%を下回る場合があります。
注意点②:満期まで引き出せない
学資保険は満期まで引き出せない点も注意する必要があります。
学資保険は一度払い込んだお金を途中で引き出すことは基本的にできません。
そのため、払える範囲内で学資保険を契約するようにしましょう。
ただ、満期まで引き出せない点は逆にメリットととらえることもできます。
引き出せないため、強制的に教育資金が用意できる点は大きなメリットと言えるでしょう。
注意点③:インフレに弱い
学資保険はインフレに弱い点にも注意が必要です。
学資保険は固定金利なので、インフレが起こっても金利は変わりません。
そのため、「後から考えれば投資などを行っていたほうがお金を増やせた」という場合があります。
学資保険選びに迷った→プロに相談しよう
保険は仕組みが複雑なため、ここまで読んでも自分に最適な保険がどれか迷っている人もいると思います。
そんな時には保険のプロに相談するのがおすすめです。
たとえば、「保険見直しラボ」という保険代理店では無料で保険について相談に乗ってくれますし、32の保険会社の保険からあなたに合ったものを提案してくれます。
そのため、あなたに最適な学資保険を選ぶことができるのです。
おすすめ学資保険のまとめ
学資保険は気軽に子どもの教育資金を貯めることができる保険です。 学資保険の中でも特におすすめなのは以下の5つです。
そして、学資保険を選ぶ時のポイントは主に以下の3つです。
学資保険のメリットは主に以下の3つです。
学資保険には以下の3つのような注意点があります。
もし学資保険選びで迷ってしまったら「保険見直しラボ」などの保険代理店に相談してみるのがおすすめです。