14時25分時点の南アフリカランド円は、7.3418(-0.10%)。ややマイナス圏での推移となっている。
本日は17時発表の消費者物価指数(CPI)に注目(予想 前月比0.2%・前年比3.9%)。消費者物価指数は、消費者が購入する商品とサービスの価格変動を測定する。予想より高い数値は南アフリカランドの買い材料となる。ただし、前年比が予想通りとなれば、18年3月以来の4%割れとなり、インフレ動向の落ち着きがプラス材料になる可能性がある。
しかし、13日の小売売上高が市場予想を大幅に下回る(予想1.9%、結果0.2%)など、景気減速懸念は強い。最大の貿易相手国である中国も米中貿易摩擦の影響で冴えない経済指標が続いており、内需・外需ともに厳しい状況だ。
また明日には金融政策決定会合がある。6.5%の据え置き予想だが、注目が集まるだろう。
テクニカル分析
南アフリカランド円予想レンジ 7.3~7.4
20日移動平均線(7.34)が下値支持線になりそうだが、上値も7.4前後でのもみあいか。ただ、本日発表のCPIや米中協議のニュースで動意づく可能性があるので注意したい。