仮想通貨交換業者のZaifは17日午後5時から、ビットコインの入出金を再開した。Zaifは今年9月の仮想通貨の流出事件を受け、発生原因の解明や顧客の資産保護を目的に、BTCの入出金を停止していた。

11月22日からフィスコ仮想通貨取引所の傘下となり、金融庁からの業務改善命令への対応やサービス再開に向けた取り組みをを進めている。

今回はビットコイン入出金を再開するが、マネーロンダリング対策のため、BTC出金については制限を設けている。1回の上限を100万円相当、1ヶ月の上限を200万円相当としており、それを超える場合には本人確認が必要となる。

今回、ビットコインの入出金は再開したが、ビットコインキャッシュやモナコインの収入金については引き続き停止中だ。

Zaifの発表によれば、依然として停止中のサービスは以下のようになっている。

・ZAIF,XCP,BCY,SJCX,FSCC,PEPECASH,CICC,NCXCの入出金

・BCH,MONAの入出金

・MONAの取引および売買

・新規口座開設

・コイン積立(新規登録、引き落とし、買い付け)

・アフィリエイトプログラム(新規登録、本人確認またはコイン積立加入が条件となる報酬の発生)

・Zaif Payment

・マネパカード連携(出金&チャージ)