DeFiはグローバルで投資が集まっており、DeFiにステーキングされている額は1兆円を突破し、DEX(分散型取引所)における取引高も日々高まっている。

そのDeFiに対し、日本の仮想通貨業界の取り組みが遅れていて、日本初のプロジェクトでDeFiへの参入を発表しているのは数えられるほどしかない。

そのような中、日本発のプロジェクト「Z502」がDeFiへの参入を発表、以下のように事業展開をするとしている。

Z502 DeFiプロジェクト「D502」

https://medium.com/@z502/502-bad-gateway-token-will-be-entering-defi-project-bbed0dadb18b

フェーズ1(DEXとステーキングの実装)

流動性を提供したユーザーには、その対価として報酬が支払われる。年間30%以上の利回りを目標とする。

フェーズ2(他通貨への対応)

ERC20以外の通貨への対応。BTCやXRPに対応していく。

フェーズ3(DeFiサービスの実装)

他社レンディングサービスも含めて最も収益性の高いDeFiサービスを自動で選択して、ユーザーに高い収益をもたらす機能を追加。

フェーズ4(貸付サービスのリリース)

仮想通貨の貸付サービスを展開し、特にB2Bでの展開に力を入れていく。

フェーズ1のDEX&ステーキングは分散型取引所のUniswap、フェーズ3はYern Finance、フェーズ4はcompoundの機能とほぼ同等のUXを提供することを目標としている。

一方でフェーズ2についてZ502は次のように述べる。

「DeFiはイーサーリアムを利用して構築されることが多く、D502もイーサーリアム。その場合、イーサーリアムから発行した仮想通貨のみ利用できるため、現在の多くのDeFiはXRPやXEM、MONA、ADAといった通貨は利用できない。Z502は投資家に寄り添ったプロジェクトであり、市場ニーズに沿って事業展開していく。」

DeFi市場で最もシェアが高いのはイーサリアムベースだが、イーサリアム以外のプラットフォームを採用している仮想通貨はDeFiに参入しづらいという課題があった。例を上げるならEOSやTRONがそれに該当するが、特にそのホルダーにとっては朗報であるし、DeFiの市場を更に大きくするきっかけになるかもしれない。

また「Z502トークンをステーキングしたユーザーにはD502が付与される」ことも発表された。D502はUniswapにおけるUniトークンのような位置づけになり、保有者はDEXや送金手数料が割引になるなどの特典が付与される予定だ。

Uni、compoundやYFIといったDeFiのトークンの出来高は伸びており、D502も後を追うことになるのだろうか。

D502トークンはまだどの取引所にも上場しておらず購入することはできないが、Z502を保有することでD502トークンを得ることができる。

注目市場であるDeFiに参入するZ502から目が離せない。

Z502は過去に上場した取引所が閉鎖やトラブルが発生し取引が停止していた。現在Uniswapおよび9月に韓国のOasisに上場したことで取引ができる状態だ。

https://oasisexc.com/exchange/Z502-KRW

Z502 Twitter

https://twitter.com/z502token/

Z502 公式ブログ

https://medium.com/@z502