アマゾンで仮想通貨イーサリアム(ETH)を使った決済が可能になる日が来るかもしれない。

仮想通貨決済企業のCLIC社は14日、ブロックチェーンのB2Bプラットフォームを提供するオポーティ社と協力してイーサリアム決済を可能にするブラウザ拡張機能を開発していると発表した。

発表によると、イーサリアムの1秒間のトランザクション処理数は約20だが、アマゾンのウェブページでは300ほどで、この処理数が仮想通貨決済を運用する上での課題となっているという。CLICとオポーティはこれを「プラズマ・キャッシュ」によってトランザクションの速度を「劇的に加速」できるとしている。決済スピードがビザやマスターカードと同等の速度になるという。

また、現在はERC-20トークンやERC-721などのイーサリアム規格に基づく支払いプラットフォームを開発していると明らかにした。

アマゾン自体は仮想通貨の支払いを認めていないが、今年4月にも仮想通貨決済のムーン社がライトニングネットワークを使って、米国内で仮想通貨決済システムを構築したと発表している。

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