XRPは2.70ドルのサポートから反発し、月曜には最大8.5%上昇して2.92ドルまで到達した。その後は一部の上昇幅を吐き出しており、短期的な上げに対する利益確定が見られた。
しかし、強固なテクニカル構造とクジラ(大口投資家)の動きが、4ドルに向けたトレンド転換の準備が整っていることを示している。
クジラの買い増しはXRPの再上昇を導くか
XRPのクジラはさらなる上昇に自信を持ち、直近の押し目を利用してトークンを買い増した。
サンティメントの供給分布データによると、1000万〜1億XRPを保有するクジラが過去3日間で1億2000万XRP以上(約3億4000万ドル相当)を取得した。これにより、彼らは流通供給量全体の約8%を保有するに至っている。
XRPのブレイクアウトはいつ訪れるのか
XRPの回復の試みは2.95ドルの直上の抵抗で抑えられた。この水準は50日間単純移動平均線(SMA)とも重なっている。
この反落は、2.80ドルの対称トライアングルの下方トレンドラインでサポートを得ると見込まれる。それより下では、2.69ドルの直近安値と200日間SMAにあたる2.55ドルの間が重要な防衛ラインとなるだろう。
一方で上昇局面においては、2.88〜2.95ドルのゾーンで足場を固める必要がある。このレンジには50日S間MAと100日間SMAが位置しており、供給ゾーンとしての重要性が強まっている。
この障壁を突破すれば、価格はトライアングルの上方トレンドラインである3.05ドルを上抜けるだろう。この動きが実現すれば、保ち合いからの強気ブレイクアウトが確定し、4.20ドルまでの上昇、すなわち現在水準から47%の上昇余地を開くことになる。
アナリストのゴードン氏は「XRPの次の上昇局面は、対称トライアングルを突破した時点で速くかつ攻撃的なものになる」と述べた。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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