半日ほどで仮想通貨XRP(リップル)が20%以上も急騰した。
トレーディング・ビューによると、日本時間11月23日の20時頃から24日の0時頃までXRPは約20%も上昇した。過去1週間でみると、100%近くのプラスとなっている。
XRP急騰の直接的なきっかけは分かっていない。
ビットコイン(BTC)買いからアルトコイン買いへと流れが変わった可能性はある。歴史的に、アルトコインはビットコインが急騰した後で上昇してきた。
仮想通貨アナリストのジョシュ・オルセウィッツ氏は、コインテレグラフに対して、「ビットコインの利益確定売りで得た資金がアルトコインへ流れている可能性」を指摘。ビットコインの保ち合いが続く中で、アルトコインに循環物色の買いが入った可能性があるという。
また同氏は、XRPがテクニカル的に重要な水準を突破したことにも言及。ヘッドアンドショルダーズボトム(逆三尊)を形成しつつあるとし、0.5ドルのレジスタンスの重要性を指摘した。
「おそらくここ1年で最も強気だろう」
執筆時点でXRPは、0.57ドル付近で推移している。
ビットコインが急騰する中で、XRPは低迷が続いていた。ビットコインは過去最高値の2万ドルまで後わずかの水準まで回復。一方、XRPの過去最高値は2018年1月につけた3ドルだ。
翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン