仮想通貨アナリストによると、XRPの価格は新年にかけて保ち合いが続く可能性があり、より明確な上昇トレンドに転じるには、追加の強気材料が必要になりそうだ。
ナンセンのシニアリサーチアナリストであるジェイク・ケニス氏はコインテレグラフに対し、当面はは弱気寄りのスタンスであると話す。
「2026年後半はリスク資産全般にとって、より建設的な環境になるとの見方を維持している。ただし短期的には、ビットコインが保ち合いに入るか、底打ちを確認するまでは、アルトコインに対してやや弱気寄りのスタンスを取っている」
ケニス氏は2026年の具体的な価格予想は控えているものの、XRP(XRP)の価格を押し上げ得る要因として、現物ETF承認、グローバル決済ネットワークとの統合、そして「XRPを流動性資産やブリッジ資産として位置付ける取り組みの強化」を挙げた。
「力強いトレンド」は来るか?
コインマーケットキャップによると、XRPは1月1日以降で14.63%下落し、記事執筆時点の価格は1.84ドルとなっている。

同様の見方を示したのが、ポシドニア21キャピタル・パートナーズのCEOであるヘスス・ペレス氏だ。同氏はコインテレグラフに対し、新年に向かう局面でXRPは横ばいの値動きになるだろうと述べた。「建設的な市場環境が前提となる場合、XRPは力強い新トレンドを開始するよりも、現在の水準付近を維持するとみている」と語った。
「XRPの上昇余地は、ファンダメンタルズの大きな変化というよりも、ナラティブの持続や市場心理に左右される可能性が高い」
XRP ETFは足元で堅調な推移
ペレス氏はまた、「ステーキングを巡る議論は出ているものの、明確な利回りの仕組みが欠けている点は、競合資産と比べた場合の構造的な制約になっている」と付け加えた。
今月初めには、米国の現物XRP ETFの運用資産が10億ドルを突破した。仮想通貨価格指数プロバイダーであるCFベンチマークスのスイ・チャンCEOは、その理由について「知名度の高さがある」と説明する。
なお、2026年の仮想通貨市場全体の動向については、アナリストの間で見解が分かれている。仮想通貨アナリストのベンジャミン・コーウェン氏は最近、現在のビットコインの環境では、アルトコインが新高値を更新するのは難しいとの見方を示している。
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