4大会計事務所、台湾の銀行と協力 監査にブロックチェーンの応用を目指す

 世界の4大会計事務所であるデロイト、アーンスト&ヤング、KPMGとPwCは、会計監査にブロックチェーン技術を試験的に導入することを目指して台湾の20の銀行と協力することが明らかになった。地元メディアのCTEEが19日に報じた。

 ブロックチェーン技術は、会計事務所が出す中間財報告書の作成の効率化のために使われる。現在で会計事務所は、第3者を通して対象企業の取引記録の証拠を手作業で集めているが、ブロックチェーンを使ってこの確認プロセスの自動化を目指す。その際、台湾の銀行は、監査対象の企業のデータをブロックチェーンに移す際の検証を行うという。台湾の銀行のコンソーシアムには、財金資訊公司(FISC)も加わっている。

 来年には中国で1400社以上の上場企業を対象に採用する計画もあるという。

 4台会計事務所の中でもブロックチェーン活用に向けた意識は高まっていて、5月にデロイトは「ブロックチェーンを検討しない企業は取り残される」というレポートを出していた