クリプトクオントCEOのキ・ヨンジュ氏は仮想通貨ビットコイン(BTC)は短期的に弱気が続くと述べている。

キ氏によると、強気サイクルへのトレンド転換を見極めるために注視すべき2つの重要な指標があるという。

一つ目はコインベース・プレミアムだ。これはビットコインがバイナンスよりもコインベースで高く取引されていることを意味する。

二つ目はビットコインがコインベースから大量に出金されることだ。この二つの指標が確認されると、ビットコインは強気になるという。

この数日はこの二つの指標がいずれも持続せず、24日には指標がマイナスになった。

(出典:クリプトクオント「ビットコインのコインベース・プレミアム指数(青)」)

BTC市場のセンチメント回復はいつ?

このコインベースプレミアムが、大量の出金とともに現れると、再び強気の上昇が始まる可能性が高まる。キ氏によると、この二つの指標は機関投資家がビットコインを蓄積することを示していることから、強気だと言えるという。同氏は次のように述べる。

「私は、コインベース・プレミアムとコインベースでの大量出金が見られるまでは、弱気という見方を維持するつもりだ。BTCが次の強気相場を開始するには、機関投資家からの米ドルの流入が必要だ。」

最近のビットコインの上昇については、大口投資家や機関投資家が押し目のたびにビットコインを購入するという動きが続いている。

ただ、強気の動きを見極めるには上記の指標の他に、もう一つ注目すべき点がある。ステーブルコインの流入だ。

キ氏は取引所へのステーブルコインの入金は、しばしば短期での強力な強気シグナルとなっていると指摘する。

(出典:クリプトクオント「ステーブルコインの入金」)

例えば、1月22日にステーブルコインの取引所への流入が急増すると、ビットコインはその後24時間で6%上昇した。キ氏は「この指標は信頼性の高いオンチェーンシグナルだ」と指摘する。


「市場全体のトレンドに関係なく、短期的な上昇を予測できる。この指標は、全ての取引所でのステーブルコイン残高で、投資家が仮想通貨を購入するためにステーブルコインを入金したことを意味する。」

ビットコインはどこまで下がるのか

現在の下落基調の中では、トレーダーの間で底値を探る状況が続いている。

「CJ」として知られる偽名のトレーダーは、ビットコインが26000ドルから27000ドル付近で底を打つ可能性を指摘する。

(出典:CJ「重要ラインを示すビットコインチャート」)

しかし、最悪のシナリオを想定したとしても、ビットコインが20000ドルまで下落するとは考えていないようだ。

「このチャネルはビットコインの20000ドルテストを防ぐためにある。このチャートに基づくと、押し目は23000〜27000ドルの間にあると考えられる」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン