景気後退懸念が高まる中、仮想通貨ビットコインと金はどっちが有望な逃避先?トレーダーが議論

米中貿易戦争が収まる気配のない中、FRB(米連邦準備理事会)の利下げ観測からドル安が進行し金価格は上昇。既報の通り、ビットコインも先月に60%以上のプラスを記録するなど好調が続いている。果たして資金の逃避先として有望なのはビットコインと金のどちらか?米国の経済番組CNBCでトレーダーが議論する一幕があった。

4日のCNBCに登場したのは、金派のジム・イウオリオ氏とビットコイン派のアンソニー・グリサンティ氏。グリンサンティ氏は、ビットコインは「近代の通貨」で金は「中世の通貨」とし、金との大きな違いは普及面だと指摘。ヘッジファンドなどの参入によって取引数が急速に増加していると指摘した上でグリンサンティ氏は、「ジム、金の延べ棒でバーガーキングに行ってワッパーを買えないだろう」と挑発した。

以下が両者の議論内容だ。

グリサンティ氏「ジム、金の延べ棒でバーガーキングに行ってワッパーを買えないだろう。ビットコインでは買えるけどね」
イウオリオ氏「待ってくれ。現段階ではビットコインでも買えないだろう。まだ我々は同じ段階にいるはずだろう?」
グリサンティ氏「そうだな、ジム。けどその日はすぐに来るよ。金の方は、計画も立てていないだろう」

その上でグリサンティ氏は、もう1つビットコインが好ましい点としてドルとは独立した動きをすることと主張し、畳み掛けた。

今後のビットコイン価格についてグリサンティ氏は、CMEのビットコイン先物価格でターゲットは9100ドル、7100ドルがストップになると予想。ストップの根拠として、2、3週間前に下落した時7200ドル~7300ドルの水準で反発したと述べた

(出典:CNBC)

ビットコインVS. 金への注目度は高まっている。

4日は、米国の金の投資家であるブリークリーアドバイザリーグループのピーター・ブックバー氏が、ビットコインは資産として保有はしないがシグナルとしては重要視していると発言した

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