先日、財政金融委員会で麻生太郎財務相から「暗号資産」という名称がわかりにくいという発言があった。発言後にビットフライヤーの加納裕三氏など業界内でも実際に「暗号資産」に代わり言葉としてどのようなものがいいのか話題となった。
コインテレグラフジャパンでは翌日にツイッターで、加納氏などが提案した「デジタルコイン」を含めた4項目で「暗号資産」に代わる名称としてどのようなものがいいかを質問するアンケートを実施。コメント欄にはユーザーから多くの名称候補が上がった。
先日、麻生大臣から「暗号資産ではなく、他のわかりやすい名称を考えたら」という発言がありました。実際どのような名前がいいでしょうか?https://t.co/OcHcTVneVo
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) June 3, 2020
アンケートでは合計で2449票が集まり、最も多かったのが「デジタルコイン」で全投票の49.9%、次いで「仮想通貨」が30.6%、「クリプトカレンシー」が14.9%、「ニューコイン」が4.6%だった。
そのほかにユーザーから上がった名称を一部抜粋して紹介する。(順不同)
・クリプトコイン
・サトシ銀行券
・クリプト
・ブロックチェーンマネー
・ブロックチェーンコイン
・デジタル通貨
・ビットマネー
・デジタルアセット
・デジタル資産
・電子通貨
・暗号通貨
・デジタルマネー
・インターネット資産
・無税コイン
・非中央集権型貨幣
・「幸せになれる夢」
・仮金
・世界通貨
・スマートコイン
また、今回の麻生大臣の発言をきっかけに、6月13日の夜20時からは仮想通貨取引所TAOTAO社員で仮想通貨アナリストの仮想NISHI氏などが特別企画「ブロックチェーン用語を日本語にしてみる」を開催。スマートコントラクトや、ホット/コールドウォレット、DID、IEOなどの日本語訳を考えるオンラインイベントを開く。審査員には財政金融委員会で麻生大臣に質問した音喜多駿議員も参加する予定だ。