ラズロ・ハニエツ氏といえば1万BTCでピザ2枚を購入し米国人プログラマーとして有名だが、初期のビットコイン開発者としても大きな役割を果たした。実はハイエツ氏こそ、ビットコイン利用者がMacOSのサポートを追加し、GPUマイニングを開発した人物だった。

ハニエツ氏は、2010年初頭にビットコインに没頭し始め、ビットコイン創設者サトシ・ナカモトと約1年間一緒に働いた経験がある。主な仕事はバグの修正だったが、次第にアップルとビットコインの互換性の向上になっていった。

ハニエツ氏は、コインテレグラフに対して、アップルとビットコインの互換性の向上という点で自身が果たした役割を話した。

「ビットコインは最初はMacでは動かなかった。だから私はその手助けを行った。サトシは、MacOS向けのリリースを私に頼んだ。彼はマッキントッシュを持っていなかったからね。Macでの構築のやり方は知らなかった」

サトシはウィンドウズ使いだった

サトシ・ナカモトはウィンドウズのパソコンでビットコインの開発を行った。不正利用やプライバシー侵害を懸念する者にとっては珍しい選択であり、サトシ・ナカモトが実はプロのコーダーではないとする説をサポートすることになるかもしれない。

サトシ・ナカモトに関する断片的な情報に過ぎないが、パズルの1つのピースとして全体像構築に役立つかもしれない。

翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン