ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)を手掛けるVonage(ボナージュ)の共同創設者ジェフ・パルヴァー氏は、「最も安全なエンドツーエンドのビジネスコミュニケションネットワーク」を提供するとする分散型アプリ(dApp)を公開した。
VoIPとは、音声データをネットワーク上でやり取りする技術のことだ。
ビデオチャットの安全性を巡っては、先週、ビデオチャットアプリ「Zoom(ズーム)」が個人を特定できる情報と個人の会話がオープンウェブにさらされたとの報道が出ていた。
パルヴァー氏によると、既存のコミュニケーションソリューションの問題は、すべてのビジネスや個人のデータが1つの中央ポイントに転送することで、機密情報の安全性においては重大な脅威となる。
パルヴァー氏の「Debrief」は、ブロックチェーン上で暗号やデータ保存や承認をすることの問題に対応する。Debriefそれ自体が、すべてが分散化されるので、ユーザー情報が見えないままに維持する。
ネットワーク上でハッシュされたデータはハッキングや改ざんも回避することになる。1人の受信者のデバイスでデータ編集を試みた場合、ネットワーク上の別のデバイスらに拒否されるようになっているという。
Debriefはまた、コミュニケーションソリューション以外でも、オープンソースのミドルウェアレイヤーとして、Zoomなどの伝統的なコミュニケーションツールや他のブロックチェーンプロダクトでも活用できる。つまり、他のアプリは、Debriefの安全なブロックチェーン承認と分散型の恩恵を受けることができる。
ベータ版がすでに公開されており、HDビデオ会議、ピアツーピア音声およびビデオ電話、メッセージ送信、ファイル保存などを提供している。現在、3000ユーザーがいるとしている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン