[PR] VganPay

7年連続で経済成長率6%以上を記録したフィリピンで「キャッシュレス化」と「ビッグデータ」に着目する仮想通貨プロジェクトがある。「VganPay」(ビガンペイ)だ。フィリピンの元政治家で実業家チャビット・シンソン(Luis Chavit Singson)氏やその息子クリスチャン・シンソン(Luis Christian Singson)氏が力強く後押ししており注目を集めている。

フィリピンの大富豪、チャビット・シンソン氏とは?

ビガンペイの「ビガン」はそもそもこのチャビット・シンソン氏の生まれ故郷だ。同氏は1941年、フィリピンの南イロコス州ビガンに生まれている。同市の旧市街地はユネスコの世界遺産に登録されるほどの歴史風情の溢れる街だ。

シンソン氏は同州議員や州知事を歴任し政界と深いつながりがあるだけでなく、コングロマリット「LCSグループ」の創業者でもある。

ビガン(Wikipediaより引用)

同氏は鋭い先見の明で、公共交通網や建設、小売、電力、エンターテイメントなど幅広い分野で大成功を収めてきた。最近ではミス・ユニバースのコンテストも主催している。

プライベートでは自宅の金庫で時価1億5000万円にも上ると推定される金塊や銀塊を保管していたり自宅の外壁を金箔で飾ったりと華やかな生活を送っている。かつて日本のバラエティー番組でも豪邸や高級車、自宅敷地内の動物園などを紹介されたこともあるから聞いたことのある人もいるかもしれない。

チャビット・シンソン氏(wikipediaより引用)

またチャビット・シンソン氏の息子であるクリスチャン・シンソン氏は、弱冠22歳にしてEPSN5など3つのバスケットボールチームを運営する他、飲食店経営なども行い父親譲りの才能を発揮している。

フィリピンの仮想通貨業界現況はいかに?

フィリピンのカガヤン経済特区(CEZA)は、仮想通貨取引所をはじめとしたブロックチェーン関連企業の誘致に注力しておりすでに複数の企業が同特区に入居している。同特区では、500万ドル以上のイニシャル・コイン・オファリング(ICO)について、仮想通貨取引所に上場させるか、取引所で交換できるようにさせるかしなければならない、という規制を発表している。一方のフィリピンの証券取引委員会(SEC)は、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)に対する規制の発表が遅れている

カガヤン経済特区(CEZA)のウェブサイト

なぜ、キャッシュレス化とビッグデータに着目?

フィリピンでは人口の1割が海外に働きに出ていると言われており、海外からフィリピンへ送金される金額はフィリピンのGDP(国内総生産)の1割に相当する。これがフィリピンの経済を支えている一方で、国際送金にかかる手数料がこれら海外在住のフィリピン人の大きな負担となっている。同社は、Vganトークンをプラットフォームにおける基軸通貨とすることで、特定の国家が有利とならないようにするという。また、フィリピンを始め、発展途上国では銀行口座を持たない家庭も多く、国民全体でVganPayを導入することで、こういった家庭にもメリットがあるという。
 
また、この決済システムを使った購買行動がブロックチェーン基盤のプラットフォームに記録されるため、これをビッグデータとして活用することが可能となる。もちろん、個人情報に関わるところは本人の許可を得るようにプログラムされており、データの使用に同意したユーザーにはインセンティブが与えられるようになっている。この決済システムを導入している企業は、Vganトークンを支払うことで他社のビッグデータも利用することが可能となり、購買意欲のある消費者に対しピンポイントで自社の商品やサービスを提案することが可能となる。

日本では2017年、総務省が情報通信白書において、「ビッグデータ利活用元年」の到来を明言した。それから2年弱が経過し、IoTやAIとの融合も期待されているが、ビッグデータ活用環境の整備は順調に進んでいるとは言い難い。その理由は、多くの企業が競ってデータ収集に努め分析したデータを利用としているものの、企業によって収集したデータに偏りがあったり、ユーザーのプライバシーに関する問題や他社のデータ利用に関する問題が解決されていないからである。Vganのプラットフォームはこういった問題を解決するのではと期待されている。
 
なお、このプラットフォームは2020年3月1日からシステム実装を行うことを目標に開発が進められている。

ステーブルトークンで投資も利用も安心!

さらにVganPayは金(ゴールド)にペッグしたステーブルトークン(PST)を発行。チャビット・シンソンが所持する1100億円分の金塊を担保として、中央銀行に申請する予定だ。

これによって、1PST=金1グラムあたりの価格となるので、ボラティリティを抑えることができ、安心して市場で利用することが可能である。

また、ユーザーが同ステーブルトークンで買い物をすると、現金で決済するよりも安く購入することができるようになるという。(ステーブルトークンは承認待ちとのこと)

初期購入者限定!セキュリティトークンも発行

さらに初期購入者に限ってVganセキュリティトークン(VST)の購入権利を得ることが可能になるとのことだ。セキュリティトークン保有者は、VganPayシステムで発生した利益の配当を受けることができる。

(セキュリティトークンは承認待ちとのこと)

トークン概要

今年9月の取引所上場を目指し並行してERC20ベースのVganトークンの開発が進められており、開発が完了次第、コインの発行・配布が行われる。トークンセールの概要は以下の通り。

まとめ

新しい技術をすぐに実用化する海外に比べ、日本はビッグデータの活用やキャッシュレス化の整備が遅れているとも言われているが、懸念材料の一部はVganプラットフォームにより着実に解決に向けて歩みを進めるかもしれない。フィリピンなどの海外諸国でもこのプラットフォームにより庶民の生活クオリティが向上し、企業活動もこれまで以上に活発化することが期待される。

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