ビットコインが頼みの綱か ベネズエラ大統領が新たな仮想通貨決済開始を宣言、経済制裁に対抗

ベネズエラのマドゥーロ大統領が新たな仮想通貨決済システムをすぐに開始すると発言した。ブルームバーグが報じた

マドゥーロ大統領は、テレビ中継された記者会見でベネズエラ政府が「国内外における自由な決済手段」として仮想通貨を使うと主張。次のように述べた。

「財務省と中央銀行による新たな施策をすぐに始める。それによってみんなが銀行を使った決済や中央銀行の口座を通した国内外での支払いをできるようになる。ベネズエラは仮想通貨業界の内部で機能している

マドゥーロ大統領は、米国のトランプ大統領による経済制裁によってベネズエラが世界のどの銀行とも取引ができないと背景を説明した。

既報の通り、ベネズエラの中央銀行は外貨準備に仮想通貨ビットコインとイーサを加えることを検討している。ベネズエラはハイパーインフレに苦しんでおり、法定通貨の価値が急落している。

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一方、欧米諸国がマドゥーロ大統領の代わりの暫定大統領として支持するグアイド氏は、マドゥーロ大統領の方針に反対。「政権が仮想通貨を使うことは自暴自棄になっていることの表れ」であり、「そのようなごまかしに頼ることで、政権が経済危機に直面していることが浮き彫りになった」と批判した。

2018年、ベネズエラは独自の仮想通貨ペトロを発行したが、軌道には乗っていないようだ。

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