6時14分時点のドル円は108.53円と17銭の円安・ドル高水準。ISM非製造業景況感指数が55.0と予想の54.5を上回ったことからドル買いにつながった。ただ、米とイランの対立で中東情勢が不安定になるとの警戒感から、NYダウは119.70ドル安の28,583.68ドルで引けた。

来週から10~12月期の決算発表が始まることも、買い手控えの要因となっているようだ。

本日の経済指標では22時15分に発表されるADP非農業部門雇用者数(予想16.0万人)に注目。金曜に雇用統計を控え、非農業部門雇用者数の結果を予想する指標として重要度が高い。

ただ非常に変動が大きい指標なので、雇用統計と異なる結果になることもあることに注意が必要だ。

また、原油価格の動向が意識されているので、24時30分の週間石油在庫統計(予想-357.2万バレル)にも注目している。

ドル円のテクニカル分析と相場見通し

今日のドル円予想レンジ

108.20~109円


ドル円は200日移動平均線(108.63円)に上値を抑えられている。本日は200日移動平均線を抜けるかどうかに注目だが、109円台を回復するのは難しそうだ。また下値は100日移動平均線(108.25円)が意識されるだろう。