5時50分時点のドル円は109.94円。新型肺炎の拡大や朝方発表の10~12月期実質国内総生産(GDP)が、前期比-1.6%と予想の-0.9%を下回ったことから、日経平均株価は一時300円以上の下落。ドル円も109.72円まで円高・ドル安が進んだ

ただ、その後の上海総合指数は2%を超える上昇となり、春節前の水準を回復。中国人民銀行が17日にリバースレポで1,000億元を供給したことや、政府の刺激策への期待が高まったからだ。日経平均株価は164円安まで戻し、ドル円も109.96円まで上昇した。

しかし、17日は米国市場がプレジデント・デーで休場だったので、ドル円は24銭の小幅な値動きとなった。

本日は22時30分のニューヨーク連銀製造業景気指数に注目(市場予想5.0)。ニューヨーク州の約200の製造業者を対象にした製造業部門の景況感を測定する指標で、予想より高い数値は米ドルの買い材料になる。

ドル円のテクニカル分析と相場見通し

今日のドル円予想レンジ 

109.50~110.30円

小幅な値動きが続いているが、円安・ドル高トレンドは継続している。本日も110円台にトライできるかどうかが焦点になるだろう。