米国株式市場は急落。NYダウは2,352.60ドル安の21,200.62ドルで引けた。NYダウの下げ幅は過去最大で、下落率(10.0%)も1987年10月のブラックマンデー(22.6%)以来の大きさだった。

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、世界景気の先行き懸念が高まっている。トランプ大統領は新型コロナウイルス対策として、13日から英国を除く欧州からの渡航を30日間禁止すると発表したことも、世界景気を押し下げるとの懸念につながった。

ただ、6時現在の米国10年債利回りは0.8%台としっかり。米ドル指数も98.325まで上昇しドル高が進んでいる。ドル円も106.06円まで上昇したが、104円台半ばで推移している。

ドル円のテクニカル分析と相場見通し

本日のドル円予想レンジ 

103.50~105.50円

昨日のドル円の値幅は3円近くとなった。米国10年債利回りがしっかりしているので大きく売られる展開にはならないだろう。105円台に再びトライできるかに注目だ。