14時時点のドル円は109.03円。金曜日のNY市場の終値109.27円と比べて24銭ほど円高水準になっている。
先週末にトランプ大統領が対中関税撤回を否定したことに加え、香港デモで警察官の発砲による負傷者がでたという報道で、香港ハンセン指数が2%超の下落。リスクオフの動きとなっている。
日経平均株価は58円安、NYダウ先物も74ドルほどの下落。米債券市場はベテランズデーで休場となっている。
欧州勢が香港のニュースにどう反応するかで、今夜の流れが決まるだろう。
今晩、米国で注目度の高い経済指標はないが、22時15分からのローゼングレン・ボストン連銀総裁の講演に注目が集まっている。
テクニカル分析
ドル円予想レンジ 108.70~109.50円
本日のドル円は、先週末のNY市場の安値109.08円を割り込んで109.00円まで下落。200日移動平均線(109.03円)前後での推移が続いているが、節目の109円を割り込むと、20日移動平均線(108.75円)が下値メドになるだろう。
上値は、先週木曜日の高値109.50円が目安。現在の水準は上昇トレンドをキープしているが、20日移動平均線を下回った場合は注意が必要だ。