ブラジル中銀は11日に政策金利を発表。0.5ポイント引き下げ、過去最低の4.5%にする決定を下した。また、次回の金融政策決定の追加緩和に含みを持たした。

0.5ポイントの利下げは4会合連続。この決定の前に米金融当局は金利据え置きを決めていた。

これまでブラジル政策金利の引け下げによりレアル安が続き、11月26日には1ドル4.2773レアルと、ドルに対して過去最安値を更新。しかし、12月2日にトランプ大統領が、ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに関税を課すと表明したことから、レアル高となっていた。

今回のブラジル政策金利引下げは、レアル高の流れを大きく変えることにはならないだろう。米ドル指数が下落していることもあり、ドル・レアル下落は続きそうだ。

ブラジルレアルのテクニカル分析と相場見通し

今日のブラジルレアル予想レンジ 4.08~4.16

昨日は、一目均衡表の基準線で止まった形になっている。基準線とは、過去26日間の最高値と最安値の半値水準。現在の値段は、高値からの半値押しといえる。テクニカル的には一旦リバウンドを期待したい水準だが、ドル安がすすんでいるので警戒が必要だ。

11日の安値4.1091を下回ると、100日移動平均線(4.08)を目指す展開になるだろう。