FRBの緊急政策はまた株価下落を止められることができなかった。
FRBは15日、大幅な利下げと量的緩和策の復活を発表。1.0%の利下げするほか、今後数カ月で米国債5000億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を2000億ドル購入する。
しかし、16日のニューヨーク株式市場は歴史的な暴落を記録した。
NYダウは約3000ドル下落しS&P500は約325ドルのマイナス。それぞれ約13%、約12%の大暴落となった。
新型コロナウイルスの米国や欧州での拡大をマーケットが嫌気する中、政府や中銀、サーキットブレイカーによる介入をマーケットが歓迎していないことが浮き彫りとなった。
一方、仮想通貨ビットコインに対してはFRBや政府の助けがなくても自力で反発したことを評価する声が出ている。