米国境警備局、輸入製品の証明にブロックチェーン導入をテスト

 米国税関・国境警備局(CBP)は、北米自由貿易協定(NAFTA)と中米自由貿易協定(CAFTA)の証明の検証にブロックチェーンを利用する計画だ。CCNが21日伝えた

 アメリカン・シッパーによると、輸入製品の輸入元の証明や、サプライヤーや輸入者がコンプライアンスを遵守しているか認証する場面においてブロックチェーンの利用をテストする。CBPのビジネス変革部門のビンセント・アンヌンツィアータ氏は、同機関が、9月のローンチを前にパイロット事業を実施中で、市場におけるブロックチェーン導入が進んだ時に向け準備していると話した。

 同氏は、アトランタで開催されたCBP貿易シンポジウム2018で以下のように述べている。

「現実に政府がやろうとしていることは2つある。一つは、市場への導入を増やすため、健全な方法での繋がりを助けること。もう一つは、民間企業が始める時に備えて、積極的に準備することだ」

 新システムがローンチされた時はモバイルアプリで利用可能になる予定だ。現在の認証システムは紙ベースから置きかわることになる。

 同氏はまた、財務省と国土安全保障局を担当する秘書官に助言する、昨年11月に組成された特別委員会のコマーシャル・カスタム・オペレーション・アドバイザリー・コミティ(COAC)についても最新情報を提供した。同委員会は現在、知的財産(IP)ライセンス供与者とライセンス授与者間のIP検証にブロックチェーンを使う実証実験をしているという。