分散型取引所Uniswapは、フィンテック企業Moonpayと提携し、ユーザーがデビットカード、クレジットカード、銀行送金を使用してウェブアプリで仮想通貨を購入できるようになった。銀行送金オプションは、米国のほとんどの州、ブラジル、英国、単一ユーロ決済圏(SEPA)内のユーザーを対象に展開されている。

12月20日の発表によれば、Uniswapでユーザーが数分でイーサリアムのメインネット、Polygon、Optimism、Artibrum上の仮想通貨を法定通貨で購入できるようになった。

Uniswapによると、分散型取引所(DEX)は、ビルトインされたユーザー保護、セルフカストディのウォレット、パーミッションレスで不変のプロトコル、透明性のあるパブリックレッジャーを備えており、集中型取引所(CEX)と比べてはるかに安全な選択肢であるという。

Uniswapはユーザーの地域に応じて、ダイ(DAI)、イーサ(ETH)、USDコイン(USDC)、テザー(USDT)、ラップドビットコイン(wBTC)、ラップドイーサ(wETH)をサポートする予定だ。

同社は、分散型金融(DeFi)のオンボーディング体験が採用への大きなハードルとなっていると考えている。Uniswapは、今回の展開により「USDCのスプレッド手数料なし、市場で最も低い処理手数料、即時アクセス」でオンボーディングプロセスが改善されることを期待している。