イギリスのジェレミー・ハント財務大臣は12月19日、ビム・アフォラミ経済長官がデジタル資産に関する議題について議会で議論する用意があると述べた。

12月19日の英国下院のセッションで、ハント氏は親クリプト派のリサ・キャメロン議員からの質問に答えた。キャメロン議員は認可を受けた仮想通貨企業の銀行へのアクセスについて話し合うために財務大臣が会う意思があるかどうかを尋ねた。ハント氏は、アフォラミ氏が「仮想通貨とデジタル資産に関する全政党議員連盟」と話をする用意があると応えた。

ハント氏は、「英国、特にロンドンは、世界的な仮想通貨のハブになった。しかし、市場が本当に意図された方法で、つまり責任ある方法で離陸できるようにするには、規制が必要だ。だからこそ、私たちはステーブルコインや仮想通貨サービスの促進に関する規制を導入した」と語った。

U.K. Finance Minister Jeremy Hunt addressing the House of Commons on Dec. 19. Source: Parliamentlive.tv

アフォラミ氏は11月に英国政府の経済長官に就任し、同国のデジタル資産や中央銀行のデジタル通貨の導入に影響を与える多くの政策を担当することになった。就任前の2022年には暗号通貨取引所コインベースの代表と会談し、デジタル資産の規制環境について話し合った。

英国政府内の関係者は、ステーブルコインを規制し、当局に不正取引の仮想通貨を押収する権限を与え、仮想通貨企業向けにデジタル証券サンドボックスを設置するための法案を進めている。リシ・スナク首相はまた、英国を人工知能の技術ハブにすることを計画しており、コンピューターチップにおよそ1億3000万ドルを投資している。

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