英ロンドン拠点の仮想通貨マイニング企業アルゴ・ブロックチェーンは、仮想通貨市場の回復を踏まえて、2019年第2四半期の業績予想の大幅改善を発表した。2019年のBTCの好調な価格動向を踏まえて上方修正したという。金融系ニュースサイトのアライアンス・ニュースおよびロンドン・サウス・イーストが6月3日に報じた。
アルゴの修正予想を受けて、6月3日(現地時間)午前の取引時間中、同社株価は20%上昇し、6.29ペンス(約8.60円)となった。アライアンス・ニュースによると、アルゴの時価総額は1800万ポンド(約24億6000万円)という。
またアルゴは、2019年第2四半期末までに、バランスシートに仮想通貨ビットコイン(BTC)で420BTC相当を生成すると予想していることを明らかにした。これは、5月31日にBTC価格8575ドル(約92万5000円)を基にした場合、約360万ドル(約3億9000万円)に相当する。アライアンス・ニュースは、アルゴの新たな業績予想は、前回予想よりも57%高く、2019年のBTCの好調な価格動向を踏まえて上方修正したと述べた。
アルゴは、2019年第2四半期に関する初の業績予想を5月8日に発表。同社は、取引環境が「予想を大幅に上回っている」との見方を示しており、見直しが必要だった。
また、5月31日時点のBTC価格を基に、アルゴは約68万5000ポンド(約9367万円)相当の仮想通貨を5月に生成と予測しているが、これは5月8日予想を37%上回った。また5月の現金営業費用は、前回予想では約28万ポンド(約3829万円)という。
アルゴは、業績予想の上方修正と合わせて、仮想通貨マイニング事業を展開するビットメインから新たなマイニングマシンが1ヵ月早く納入されたことも公表した。プレスリリースによると、これら機器は第2~第3四半期で行うマイニングのために、約290万ポンド(約3億9700万円)で購入したものという。
アルゴ幹部のマイク・エドワーズ氏は、「市場が好況に合わせ、当初予想を容易に上回るだけでなく、長期的な成長に向けてアルゴを位置づける」と述べた。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版