民主党が過半数を占める下院の議長ナンシー・ペロシ議長は、一般教書演説でトランプ大統領の原稿を破ったことについて「米国人にとって必要なことだった」と説明した

ペロシ氏は、トランプ大統領の一般教書演説が終わった直後、事前にトランプ大統領に手渡されていた原稿を破り捨てた。同氏は「不真実のマニフェスト」と表現し、アメリカの人々に原稿を破る姿を目撃することが必要だったと述べた。

また、「誰からも説教を受ける必要はない」とし「とりわけ米国の大統領から尊厳について言われる筋合いわない」と話した。

「鎮静剤を打たれたようだった」

一般教書演説では、トランプ大統領がペロシ議員の握手を拒否する場面もあった。これについてペロシ氏は、「少し鎮静剤を打たれているように見えたため優しさから行動した」と説明。「去年も同じように見えたけどね」と付け加えた。