ビットコイン等の主要仮想通貨以外に、現存する仮想通貨は1600種といわれている。一方で、ブロックチェーン技術者やスマートコントラクトを書けるプログラマはまだまだ足りていないのが現状だ。

 そこで、仮想通貨プロジェクトを評価する際注目されるのが開発動向だ。

 開発者コミュニティによる書き込みや投稿量によって仮想通貨の将来性等を占おうというわけだ。

 ここでは直近の90日間で一番活発なやり取りが行われている仮想通貨上位6種を紹介する。(情報元:OnChainFX

 第6位:Zilliqa(ジリカ)

 第5位:EOS(イオス)

 第4位:RChain(アールチェーン)

 第3位:AElf(エルフ)

 第2位:TRON(トロン)

 第1位: 0x(ゼロエックス)

 面白いのが、上位6の仮想通貨のうち4つが中国発か中華系(シンガポール発)だということだ。これらは巧みなマーケティングと資金力で開発者を引き付けている可能性もある。

 1位に輝いた0x(ゼロエックス)は、これまでの仮想通貨取引のもつ課題を解決する目的で開発されているプロトコルだ。イーサリアム上の非中央集権型取引を可能にする手法として注目されており、現在、毎日20もの修正が行われているという活発さだった。

 ただし開発が活発でも意見の相違などがあれば途端に分裂する可能性があることだ。投資を検討する際には十分注意したい。