主要な分散型金融(DeFi)プロトコルに流入している担保の量は衰えるところがない。

Dune Analyticsによると、DeFiの主要な3つのレンディングプロトコルは約200億ドルを集めている。

 

Maker、Compound Finance、Aaveはすべて、仮想通貨のイールドファーマーたちが伝統的な銀行が提供できるよりも優れたリターンを求めているため、記録的なレベルの預金を集めている。

仮想通貨分析企業メサーリはツイッターで、これら上位3つのレンディングプラットフォームが年間6.6億ドルの利息を生み出していると指摘している

メサーリの研究者であるミラ・クリスタント氏は、プロトコルが資本を引き付けることとそれを使用することの両方によって価値を引き出し、それらのプロトコルのロックされた総価値(TVL)がこれを反映しているとコメントしている

TVLは、DeFiプロトコルのパフォーマンスを測定するために使われる指標であり、様々な分析プロバイダーが採用している(プロバイダーによって計算が異なる場合があるが)。

Dune Analyticsによると、Makerは担保としてロックさらた預金で63.8億ドルと過去最高に達している。Compoundも過去最高の87億ドルで、Aaveは65億ドルだ。これら合計で215.8億ドルにのぼるという。

ただし、DappRadarとDeFi Pulseの方では、この3つの合計値は170億ドル近くになっている。

一方、集中型のレンディングプラットフォームであるCelsius Networkは、ユーザーと担保の点でも好調だ。2月15日のリリースによると、Celsiusは顧客に2億5000万ドル以上の利息を支払い、41万5000人以上のユーザーを持ち、80億ドル以上の仮想通貨を管理している。