ビットコイン支持者で著名投資家のティム・ドレイパー氏は、新型コロナウィルスの問題が、ビットコインやスマートコントラクトなどのイノベーションを繁栄させる転換点になる可能性があると考えている。

4月6日のインタビューの中で、ドレイパー氏は、中央銀行のマネー増刷による金融政策にも懐疑的なだ。同氏は、マネーが世界経済に「浸透」するのに何年も掛かるだろうと述べている。

「彼らは基本的にそれをタンクに入れた後、経済を取り戻そうとするためにこのマネーをすべて印刷するつもりだ。彼らはたくさんのマネーで溢れさせる。それにより、マネーの価値はますます小さくなるだろう」

ドレイパー氏は、中央銀行による量的緩和による金融政策とは対照的に、供給の上限が設定されているビットコインに人々が目を向けるようになると予測する。

「これは、『なぜビットコインを使わないのか?』と人々が言うようになる、興味深い時代になるだろう。ビットコインは2100万個しかない。政府が何トンも通貨を印刷して、(価値が)希薄化する心配は必要ない。私たち全員が同意する通貨を使うことで、それは経済の一部となる。そして、それは摩擦がなく、オープンで透明でグローバルだ」

グローバリゼーションの終わり?

コロナウィルスが過去25年間のグローバリゼーションのトレンドを終わらせることになるのか。論者によって議論は分かれているが、ドレイパー氏は、ビットコインやスマートコントラクト、人工知能といったデジタル金融でのイノベーションにより、各国政府が「バーチャルなレベル」で競争し、より良いサービスが生まれ、多彩な才能を惹きつけることになると考えている。

これにより、より多くの選択肢を持つ人々が自由に移動し、「より良い」新しい世界に住むことが出来ると、ドレイパー氏はグローバル化に楽観的な見方を示している。

「あなたが米国、中国、ロシア、インド、ヨーロッパ、どこの出身であるかは関係ない。私たちはオープンな世界で、地理的な境界線はますますなくなっていくだろう」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン