世界第3位の取引所フォビ、仮想通貨ベースのETFを開始

 取引量で世界第3位の仮想通貨取引所、フォビは1日、仮想通貨ベースの上場投資信託(ETF)を開始した。フォビが5月31日に発表した

 ETFは金融派生商品であり、より具体的に言えばその基礎となる資産(この場合は仮想通貨資産)の所有権を株式に分割する投資信託の一種だ。ETFは基礎となる資産の価値に連動しており、取引所の営業時間内にトレードが可能である。

 「フォビ 10」と呼ばれるフォビの新しいETFは、フォビが最近公開したマーケット指標に基づいている。この指標は、加重平均計算の手法を使って、フォビでテザー(USDT)と交換されるデジタル資産の上位10種をリアルタイムに追跡する。

 フォビは、この新しい投資商品によって、新しい投資家が仮想通貨市場に参入するのを助けるとしている。投資家が個別の仮想通貨の値動きを追いたくない場合、仮想通貨市場の全体的なトレンドに投資することができ、個別の仮想通貨の「ノイズ」を無視することができる。

 フォビのETFは現在、申し込みが可能となっている。テザー(USDT)やビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、もしくはフォビのネイティブトークン(HT)のいずれかで支払うことができる。申込額はアカウントごとに100USDTから1000万USDT(もしくは同等額の別の仮想通貨)の範囲に限定されている。

 仮想通貨ベースのETFは、仮想通貨業界では「聖杯」となる可能性があるとして議論されてきた。いくつかの国では、すでに数種類の仮想通貨ETFが取引されている(ノルディック証券取引所のビットコイン限定のETFなど)。ETFは当局の規制が必要な市場性のある証券とみなされており、仮想通貨業界においてメインストリームとなるのかどうかに注目が集まっている。

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