ベンチャーキャピタル(VC)のザ・シードキャピタル(東京・渋谷)は4日、最大10億円規模のファンドを設立したと発表した。ブロックチェーンを含むIT系スタートアップに投資する。出資者にはコインチェックを買収したマネックスグループの松本大社長などがいる。

 1号ファンドを8月に設立した。松本大氏のほか、メルカリの金融子会社メルペイ(東京・港)の取締役である松本龍祐氏などが出資した。投資領域は、ブロックチェーン、電子商取引(EC)、個人間取引、AR/VRなど。

 社長の廣澤太紀氏はVCのイーストベンチャーズ、スカイベンチャーズで国内のシード投資を担当していた経歴をもつ。今後は関西にも拠点を構える計画という。