イーサリアム上に構築された分散型の仮想世界を展開するザ・サンドボックスは、11月11日、仮想通貨取引所バイナンスの所有地に隣接する土地(LAND)の売却を始めると発表した。

仮想世界メタバース上での土地の売買は、新たな段階に入ったようだ。

LANDはNFT(ノンファンジブルトークン)の形で全部で1859LAND売却される。バイナンスの隣の土地と言うこともあり、プレミアムがつくと言う。

ザ・サンドボックスは、仮想世界における土地(LAND)やアイテム、キャラクターの売買においてブロックチェーンを使うことで、プレイヤーにゲームの所有権を与えることを目指している。プレイヤーはボクセル型が特徴のゲーム体験を自分たちで構築してマネタイズができるようになる。

バイナンス所有地に隣接するLANDの販売は、日本時間11月12日22時から開始した。

ザ・サンドボックスは、すでにプレセールでLANDの販売を開始している。サンドボックスのメタバースには、合計16万6464LANDが存在している。バイナンスとも提携を深めており、8月にはバイナンスのローンチパッドを使って300万ドル(約3億1500万円)を調達した。